エネルギーも食料も自給自足を目指す【30坪規格PLAN】／千曲市Ｍ邸

「農業を敷地内でやりたいから広めの土地を」
「低燃費な高断熱高気密はもうこれからはスタンダード」
「間取りは使いやすければそれで充分。あまりこだわりはない。小さめの家がいいかな」

そんなご希望を胸に、土地探しからお手伝いさせていただきました。
間もなく「ここはよさそう」という土地に巡り合い水面下で計画を練っていきましたが、いざ不動産屋の担当者に説明を聞きにいくと、広告に表示がなかったのに建築条件が付いていることが発覚。
千曲市では知名度も高い不動産＋工務店でしたが、あまりにもずるいやり方に不信感を募らせたそうです。
ようやく見つけた土地だっただけに落胆が大きく、しばらくこれは間が空きそうだなとわたくし塩原も感じる程でしたが、胆力旺盛のMさん、数か月後にはあらたな土地を発見してくれました。
所有者が複数名で造成も必要な畑。農地転用も必要ですし、これはなかなか難しそうでしたが、仲介に入ってくれた不動産屋さんが美徳な方で、時間はかかりましたがついに土地を購入することができました。
建築の計画は、ごく自然な流れでRebornの規格住宅に着地。陽当たり良好な土地を活かして、省エネのため、子供達の未来のため、地球のため、太陽集熱による自然エネルギーの活用を盛り込みました。
ご希望だった畑も敷地内で実行。野菜は完全に自給自足できているそうです。

完成までの様子をのぞき見る