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賃貸アパート管理の一コマ⑥~困った大家さん~

2022.01.26|不動産
笠井美英

アパートの仲介・管理業務で起きた出来事を紹介してきましたが、ひとまず最終回です。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

最後は、私が出会った“ちょっと困った大家さん”の事例です。

↓今これをやると借主さんや業者にイヤがられるので、大家さんはご参考に…

【告知事項を隠す】

自殺があった事故部屋。次の借主さんに告知しなければいけませんが、家賃を下げたくない大家さんは、それを隠して(事故を知らない)別の仲介業者に入居者募集を依頼。新しく決まった借主さんも、事故を知らずに契約・入居していました。 もしお隣さん経由でバレたらどうなるのでしょう…

 

【勝手に入室】

アパート2階で水漏れが発生。解決したものの「階下に被害はないかな?」と気になった大家さんは、1階・借主さんが留守中にも関わらず、連絡することなく管理キーを使って入室。事後報告で入室を聞いた借主さん夫妻が「なぜ入る前に電話をくれないのか?」「勝手に入るなんて気持ち悪い!」とブチギレ。大家さんは謝罪文を書かされていました…

 

【タダ働きさせる】

退去したばかりの3DKの部屋。大家さんから「若い人にウケる内装にリフォームしてよ」と頼まれた私。流行りのデザイン・設備を提案し、大家さんの反応も上々。ところが、しばらくして「今回は見送りたい」と回答あり。まぁ仕方ないと諦めましたが… 2カ月後、その部屋を内覧したいというお客様をご案内すると、なんと私の提案と全く同じリフォーム工事がされているではありませんか。アイデアだけパクり、別業者に工事させたようです(泣)

 

【話を聞いてくれない】

80代の大家さん夫妻から、長く空いている部屋の入居者募集の依頼あり。タイミング良く、借りたいというお客様が現れて申込みに。ただ、室内のホコリ・油汚れ・髪の毛が目立ち汚かったため、ルームクリーニングを大家さんにお願いしました。 ところが「もうやってある」と大家さん。聞けば、掃除・補修は自分たちで行っているとのこと。「賃貸できるレベルじゃないので業者に頼みましょう」と求めましたが、「それなら借りてもらわなくていい」と言い張り、聞く耳を持ちません。 部屋が空いている理由は“それ”でした…

 

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アパートの仲介・管理をしていると、予想もしないドラマや人々に出くわしたりします。

それでも、大家さんと借主さんとの縁を結び、皆さんの生活の節目を見届けるこの仕事はやりがいがあります。

双方にとって良い取引ができるよう、今後もサポートを続けていきます。

 

おわり

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