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物件の“見える化”

2021.04.21|リノベーション|不動産
笠井美英

空き家リノベーションの「浅川テラスハウス」が完成間近です。

リノベ前の雰囲気からガラッと変わっています。現在(4.20撮影)はこんな感じ!

(賃貸棟)

(リノベ前の同じ部屋)

 

(オーナー居住棟)

(リノベ前の同じ部屋)

 

当社のブログをお読みの方ならお分かりと思いますが、表面的なリフォームではありません。

床・壁・天井に断熱材が入っており、誠に快適な空間に仕上がっています。

写真撮影した4月20日は、汗ばむ陽気でした。庭先で作業していた大工さんが室内に入ってきた瞬間に「おお~この部屋スズシイ~!」と、断熱効果に感動していたくらい。

 

浅川テラスハウスの見学は4月24日と25日です。

25日は予約枠が空いてますので、ぜひ体感しにお越しください!

見学会開催(予約制) /築54年の平屋をリノベーション。そして自宅兼賃貸へ。

 

完成が近づき、賃貸棟のお問い合わせも入り始め、注目度が高まってきました。

工事開始当初はお問い合わせゼロでしたが、完成形がイメージできるようになると反応が返ってきますね。

ビフォー&アフターの情報公開は効果があります。

 

これに関連して、以前にYouTubeでインスペクションの様子を紹介した↓こちらの物件を(仲介にて)売り出し広告を出したところ、わずか数日で購入希望者が現れました。

 

物件の欠陥(建築基準法違反の箇所あり)を、そのままネットで公開。

現地案内の際にもインスペクション結果をご説明し、納得のうえで購入申込をいただきました。

内覧したお客様も、事前に物件情報をよくお読みになられて商談はスムーズに進みました。

 

中古住宅の履歴・現況を明らかにする“見える化”は、やはり大事だなと実感。オーナーに対しても、明確な売買価格を示す根拠になります。

 

現在、長野市内の売り中古住宅のうち「インスペクション実施済み」の物件数は、まだ多くありません。

オーナーにとっては住宅診断=あら探しという印象が強く、売却価格が下がるのでは?という心配があったりします。

「できるだけ手間をかけずに売買仲介したい」からと、インスペクション実施に消極的な業者も一部にはいる現状であります。

 

ただし。もし欠陥を知らずに売買した後、買主から不具合・欠陥のクレームを受け、売主がその分を弁償した…なんてことになれば、金銭的にも精神的にも結果大きなマイナスです。

業者が責任を負うこともあり得ます。

 

そういえば、私も売買仲介駆け出しのころに失敗した経験があります。

ある売り中古住宅を細かく点検せずに仲介したところ、買主から「住み始めたら天井裏にコウモリが棲みついていて庭にフンがすごいんだけど!」とのクレームを受けました。

大ごとにならず解決しましたが、この時の“ヒヤリ経験”は今でも忘れません…。

 

「インスペクション実施済み」の物件は差別化できる…と言われたりしますが、これからは実施済みがスタンダードになるべきですね。

売主・買主ともに安心できる、透明性ある取引を今後も心がけていきます。

 

2021.4.21 笠井ひで

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