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暖房シーズン目前

2017.10.19|設計・デザイン
塩原真貴

台風が近づいているようです。 気温もなかなか上がりません。

例年、外気温が10℃を下回ると暖房シーズンに入ります。

経験的にいつも10月20日ごろ。 そろそろです( ˘ω˘ )

私が関わるお宅では、温水パネルヒーターによる暖房の方が多いのですが、 そろそろ試運転をしてみてください。

室内置きのボイラーであればコンセントが差さっているかまず確認。

灯油ボイラーの場合は、ボイラー脇にある送油コックを開き、灯油が十分にオイルタンクに残っているか確認してください。

ガソリンも少しずつ値上がりしていますので、灯油もそのうち値上がるはず。早めに満タンにしちゃいましょう。

確認できたらリモコンのスイッチをON。

連続運転で半日ほど、温水温度35~40℃で運転しっぱなしにしてみてください。

サーモバルブの目盛りはダイヤルⅢ~Ⅳ 室内が均一の温度になるまでには1週間近くかかりますから、 本格的な暖房シーズンである11月10日ころまでは、しばらくはタイマー運転がよいでしょう。

タイマーONは朝方4:00頃が良いようです。 トラブルが発生したらご連絡をいただきたいと思います。

さて、現場の様子を2、3件。

長野市安茂里のT様邸は、中間地点を折り返しました。

外部は大工工事が終了し、外装を待つばかりです。 (10月上旬の写真・施工:坂田木材株式会社)

ジャンボサイズ=2世帯住宅で、 パターン的に多い、階で世帯を分けています。

2世帯住宅って、ずんぐりむっくりな外観になりがちです。

今回はそうならないように気を付けて設計しました。

室内は断熱工事が終了し、天井、床も仕上がり、あとは壁に石膏ボードを張る番です。

断熱材は定番の高性能グラスウール16K 120㎜

サッシもこれまた定番のYKKAP APW330樹脂サッシ アルゴンガス入りLOW-Eペア。

和モダンテイストのリクエストが最初にありましたので、引き違い窓多用でしたが、途中、 「引き違い窓は断熱性能が悪いと聞いた。隙間風もおきやすいんだって!」 という鶴の一声があり、たてすべり出し+FIXの組み合わせ連窓が主体になりました。

目の前には国道19号線および高架橋に電車が通っていますので、 この選択は賢明だと思います。

最近なぜだろう・・・、 新幹線とか国道とか、割と音注意の現場が多いような・・・汗

ちなみに特注にはなりますが、異厚ペアガラス(いあつ)と言いますが、 ペアガラスの各ガラスの厚みを変えるとさらに防音性が上がるということが分かっています。

4㎜ガラス+空気層12㎜+6㎜ガラスとか。

一般の方はまず見ることがないであろう、ユニットバスの組み立て風景。

2世帯住宅ということもあり、このお宅もユニットバスが1、2階に各1部屋あります。

まずは床パネルを設置して浴槽をセット。

そのあと4方向に壁を立ててゆき、最後に天井を壁パネル上部に載せます。

基本的にはこれだけなんですが、窓があり、換気扇があり、入口ドア(引き戸)があり、照明も当然あるわけで、 それなりに組み立て方を熟知した人がやれば半日で組み立て完了することも。

2階の天井と間仕切り壁の接点も大事です。

「気流止め」 といいますが、壁の中がそのまま天井裏に抜けている場合が少なくありません。

このように木と防湿シートでその抜けをシャットアウト。

もし抜けていると、せっかく暖房した熱が、そのまま屋根裏に抜けていってしまうのです。

現場のなかでは目立ちませんが、こうしたところが住環境上とても大切です。       

もう一軒いってみましょう。

長野市三輪のT様邸。(施工:坂田木材)

外壁の西洋しっくい左官仕上げが終了し、足場が撤去されました。

長野市に暮らす人はよおくわかっていると思いますが、三輪は住宅密集地といっていいでしょう。

市街地に近く、スーパーなどお店が豊富。バスや電車もたくさん出ていますので、人気が高い場所です。

昭和40年代でしょうか、わりと世代交代が進んできて、築30~40年の家が多いエリアです。

ここ数年、ぽつらぽつら土地が売りにでてくるようになりました。

 

「三輪で土地がでるかも!」 と聞いて現地に向かったのは、ドイツ帰国後まもなくの今年1月末。

これからこのエリア、いや日本中いたるところで世代交代が進み土地が出てくるのかもしれません。

あれから9か月。 新たな世帯が、あらたな生活がここではじまろうとしています。 Tさん、もう少しの辛抱です!

コンパクトながらとても内容の濃い一棟となっています。

いつもの如くLDK一体の広がり間取りですが、 3畳の畳コーナーが隣接しています。

最近はいわゆるリビングソファーではなく、 地べた座りのリビングが増えてきました。

さらにそれが進化して、30~40cmも上がった小上がり式畳コーナー、一段上がるデッキテラス、 そんな暮らし方が一部の方(?)で好まれるように。

また、南面に大きな窓をできるだけ数多く配する、 という希望が御多分もれずにあるわけですが、 最近は、 「近隣からの視線」 や 「レースカーテン締め切りになっちゃうんじゃあんまり意味ね~」 という声も聞かれます。

こちら南面ですが、割と開口率は抑え目に。

100㎜高性能グラスウールを付加断熱していますので、 冬の日射取得よりも、「熱を逃がさない」を優先に。

なかなかかわゆい外観で、私はけっこうお気に入りです^^

室内はクロスや珪藻土の内壁が仕上がって、 電気屋さん、水道屋さん、暖房屋さんなどで混み合っていました。

スイッチとかコンセントのところって、 クロスやさんが張ってから器具を付けるわけですが、 どこにあるか分かるように、 通常クロス屋さんが張りあがったら穴を開けてゆきます。

「おや?」 と思ったら(笑) なかなかしゃれっ気のあるクロス屋さんではないですか!

小屋裏収納(ロフト) あくまで収納です(笑)  

最後に玄関タイルを張る、タイルやさんの芸当をおまけに。

チョーはえー。かっけーなぁ~><

2017.10.19 Reborn塩原(タイルのDIYはちょっとむりかな)  

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