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モザイクタイルミュージアム訪問記

2023.06.03|間取り・設計・デザイン
塩原真貴

岐阜県多治見市のOB宅20年点検のついでに、

かねてから一度行ってみたかったモザイクタイルミュージアムに行って来ました。

長野県出身の建築史研究家であり建築家の藤森照信さんのデザイン・設計です。(2016年秋オープン)

テルノブさんは私が密かに心を寄せている建築士の一人でして、この建物も雑誌などで度々目にしておりました。

この外観の素になっているのは、この地の名産でもある粘土を採掘する山が削られた様子なんだとか。

スゲぇ発想だわ。

 

側面に回ってみるとタイル張り・曲面の屋根。

両端には松の木が植栽されていて、ハシゴがかかっている。

長野市には長野冬季オリンピック会場の一つ、Mウエーブがありますが、

あれは確か1998年の開催でしたから2000年前後だと記憶しているんですが、

夜中にM字の屋根に少年らが登り、転落して大怪我を負ったという事故がありました。

この屋根には両端にハシゴがある。

Mウェーブにはない。

さながらスキーのジャンプ台のようなこの形。

正面の土壁もいとおかしですが、こちらの曲面タイル屋根の方がモアいとおかしであります。

南側の立面は広場に面しており、入口が見えません。笹ヤブの中央に入口の目印ポールがありまして、

そこを下ってゆくというアプローチ。

はぁー(*´Д`)

芝生を張ったくぼみをカーブしながら下ってゆく。

あの小さな洞窟の入口のようなところがエントランスだ。

ところどころに砕いた茶碗とかタイルが土壁に埋められているという外壁。

茶碗もタイルもすべては土から生まれている。

土は石の粉であり、地球そのもの。

我々の肉体もいずれ土に還るのだろう。

 

受付で入園料310円を支払うと、まずはそちらの階段で4階に昇るのが順路だという。

いきなり暗い階段ホールが登場。

壁、天井はやはりワラ入りの土壁で塗りこめられており、いいぞいいぞと歩をすすめる。

階段も全部土で仕上げられている。

手すりは黒く塗装された鉄パイプを加工されたもので、端部や接続部分にモザイクタイルが貼られている。

 

灯りも当然間接照明で、カバーにも土壁が塗りたくられています。

非常用ドアもごらんのとおり。

なぐり跡の残る木の自動ドア。

土の力強さに負けないのはやっぱり使い込まれたラフ感のある無垢板しかない。

こういったパブリックな空間では防火の規制も多分に絡んでくるとおもうのだが、よくぞ許認可を通すものだ。

4階の展示コーナーその1へ。

最上階の天井に丸い穴がっ!

地上からはわざと見えなくしているのか。

この日はぽつらぽつらと雨が降っており、蜘蛛の巣(?)にタイルが引掛けられているではないか。

壁も天井も展示物も、なにもかもモザイクタイルの空間です!

 

昭和生まれの一度は目にしたことがあるのではないだろうか。

ここ多治見市がモザイクタイル発祥の地だとは知らなかった。

我が実家の片隅にもありましたぞ、この流し台。

竹の子もタイル!

やっぱり焼き物は一つとして同じものがないのが魅力。

目地の掃除がタイヘンということで、ツルツルメラミンボードにとって代わられた時代が長く続いてきました。

タイルブームが近年また来ていると感じていますが、木やしっくいの家には相性ばっちりですよね。

これを機にまたタイルをマイブームにしてゆこうと思います。

 

3階はタイルの過去をたどる歴史館。

2階は現代タイルの紹介やコーディネート例が展示されています。

1階は体験コーナーと物販。

コンクリートの無機質な表情をしっくいストライプが新鮮でした。

開館は9:00~17:00。月曜日は休館。

中央道・多治見ICより車で約25分、東海環状道・土岐南多治見ICより約15分。

東海方面へ行く機会がればぜひ!

 

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