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10/21-22完成見学会のお知らせ

2017.10.17|設計・デザイン
塩原真貴

初めて敷地を見に行ったのは昨年の6月。

初夏の蒸し暑い昼下がりでした。川に近いからでしょうか。さわやかな風が吹いていました。

南向きにご覧の眺望が開けており、東側には千曲川が流れ、北側には北陸新幹線が通っています。

建築主であるHさんは、これまで多くの工務店やハウスメーカーの営業や建築士から話を聞き、また見学会参加経験も豊富。

「なかなか手ごわいぞ」 というのが初対面で私が感じた正直な感想でした。

太陽光パネル10KWを乗せることもすでに予約済みで、ゼロエネルギー住宅の建設がマスト状態からのプランニングでした。

約半年かけてプランニングを行いました。

季節は秋から冬となり、近くを通りかかった際には現地にできるだけ寄るようにしました。

長野市豊野町といえば、長野市内で最も北に位置し、数百メートル先は中野市です。

眺望は見事というより無いのですが、冬の北風は厳しく、気温も長野市街地より1~2℃下がります。

断熱性能はUa=0.5以下がマストだと感じました。

ファーストプランは南側に妻壁を持つ大屋根スタイルでした。

1階に寝室や洗濯物干しスペース、広いLDKをご希望でしたので、総二階にはなり得ません。

2階には子供部屋だけとなる、ほぼ平屋プランはすでに初回から決まっていました。

プラン②号もそのスタイルを踏襲していますが、少しプロポーションが変わりました。太陽光パネルは東面に向いていますが、実際には敷地方位がかなり振れています。 1階の屋根付きデッキはそのままです。

③号プランで大きく屋根向きが変わりました。

これまでは太陽光パネルを主として2階の屋根に乗せようと考えていましたが、 方針転換し1階の屋根にできるだけ乗せるようにしています。

今後もプランはすこしずつ変化してゆくのですが、最終プランの原型はこのあたりでつくられた感じです。

⑧号プランです。

外観はほぼこのままで決まりました。 そ

の後外部素材を検討してゆき、1階外壁は板張りになりました。  

全段が長くなりましたが、見学会直前の様子をみてみましょう。

1階外壁には、ほぼ節ナシの長野県産材 杉 が縦張りされています。

塗装はキシラデコールを建築主のHさんが現場で塗っていましたね^^

あれはそう、5月ゴールデンウィークだったでしょうか。

一枚一枚釘で丁寧に貼られています。

昨今は窯業系サイディングでこうした柄のものが出回っておりますが、 無垢の木はやっぱりいいですね。

玄関ポーチはタイルではなく洗い出し仕上げです。

木やしっくい、といった素材にとてもよくマッチする仕上げ方法で、 最近は某F社がやはり玄関やポーチなどによく使っているそうです。  

1階LDKは登り梁でななめ天井になっていて、無節の杉板が張られています。 ちょっと贅沢な空間です。

あの窓はあえてFIX(はめ殺し)となっています。

千曲川や新幹線が見えます。 道路や隣地からの視線がまったくない窓なので、あえて景色を切り取る窓に。

食事をしながら、景色も楽しめます( ˘ω˘ )  

洗面化粧台が豪華でした。 PanasonicのLクラスというんでしょうか。 なかなかゴージャスです( ゚Д゚)

坂田木材さんは、洗面脱衣室の仕上げは、基本「ひのき」になります。 いい香りがしていましたね。

最近は各メーカー、洗面化粧台の進化がすすんできました。 清掃性や収納力など機能性の時代から、 「ここちいい空間に」を実現しようとしています。

1階屋根には太陽光パネルも搭載されました。

この日は雨でしたので見えませんが、 菅平・峰の原をのぞみ、千曲川が流れ、 さりげなくペアガラスの樹脂スペーサーが見えています^^ 

私は見学会会場には居りませんが、 玄人好みの、なんともいい家に仕上がっていますので、 「平屋の家に住みたい!」 「木がこれでもかってくらい使われている家に住みたい!」 「眺望を活かした設計に関心がある」 「斜め天井のLDK&和室の空間に憧れがある」 方にご覧いただきたいと思います。  

2017.10.17 Reborn塩原

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