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静岡県・15年点検

2020.01.21|住まいの点検・メンテナンス
塩原真貴

静岡県、前職の工務店で建てたOB宅へ15年点検へ。

ポスト&ビーム工法2階建て。カントリー調のかわゆいおうちです^^

この15年の間に子供達は社会人、大学生となりこの家を巣立ってゆきました。

現在は50歳代のオーナーが夫婦二人で生活しています。

メンテナンスや点検をタイムスケジュールごときちんと計画的に行って来ており、 建物は非常によい状態を保っています。

東面に出窓(シャノン製)が2窓あり、通る人の眼を引きつけています。

ここ数年出窓の採用は皆無ですが、外観デザインのインパクトはやはりありますね・・・。

シャノン製なので当然プラスチックで出来ているわけですが、 少し気になる出窓受けの部分。表面の塗装?、コーティングでしょうか。

緑青(銅のさび)のように見えますが、粉状に劣化が見て取れます。

このまま放置して大丈夫なものなのでしょうか。

教えて!シャノンさん!!

南面に切妻を向けるのがログハウスの流儀。

2m以上の軒の出で、屋根を支える丸太の柱がこの家の特徴といってよいでしょう。

深い軒の出に守られたデッキテラス&デッキバルコニーは15年経ったいまでも劣化はありませんでした。

××の手すりの下に着目してください。

2本の丸太柱を支える丸太の梁が写っていますが、その梁の上にひさしのようなものがついていて、丸太梁に直接雨が当たらないようになっていますね。

露出している丸太材が劣化しないためには、かなり有効なやり口です。

一昨年だったでしょうか、デッキテラスに外付けブラインド(バレーマというドイツ製)をつけました。

隣家からの視線を遮りつつ通風は確保。

風雨に強く、壊れにくいだろうとの判断で、高額でしたが思い切った采配。

1階の洗濯物干し場としてこれは画期的な手法だと思います。

夏場の遮熱効果もかなり期待できると思います。

外付けブラインドは、価格が下がればこれからもっと可能性が広がると思います。

こういった類のものは普及が進めばすすむほど金額は安くなるのが道理ですから、 このブログを読んでいただいているみなさんには、 「ここはすだれよしずでいいじゃん」などと言わずに、外ブラの普及拡大に貢献してほしいと思います。

15年経過のスウェドア。

これこれ。この味わい。

木の家パワーさく裂しています(笑)

この15年の間におそらく5回は塗ってもらっていると思います。

私ら第三者には想像するしかないわけですが、 まだ小学生だった子供が、父ちゃんの塗装してる背中を眺め、 「ちょっとやってみー」と、手伝ったりなんかして。

中学生になってからは、再塗装一式を任されたりして。 「行って来ます」、「ただいま」、がこのドアを開けるたびに聞かれたのでしょうね。

いつかこの家に戻って来いよ、 おせっかいなおじさんはそんな心持ちで目を細めて点検しているのです(笑)

2020.1.21 Reborn塩原

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