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大事な部品:どっちがよいの?

2020.01.16|断熱職人
塩原真貴

これ何だか分かりますか?

窓サッシに使われている部品です。 (新年も相変わらずマニアックなネタで申し訳ありません)

複層ガラスの「スペーサー」と呼ばれる部材です。

左はアルミ製スペーサー。 右は樹脂製スペーサー。

ペアガラスのガラスを覗き込んで見てみるとありますあります。

こちらアルミスペーサー。YKKAPさんの内窓:プラマードUという窓です。

必ず点状に穴があいています。

スペーサーはガラスとガラスを合体させる役割を持っています。

スペーサーの幅で空気層の厚さが決定されます。

世の中はアルミ製スペーサーがまだ圧倒的に多いと思います。

スペーサーの中にはエゴマが入っています(笑)

あらため、乾燥材が入っています。

なんかよく分かりませんがあんパンを食べたくなりました(笑)

この断面サンプルはLIXILのエルスターXのものです。 樹脂製スペーサーですね。 トリプルガラスですね。

各社の窓の性能をカタログなどで研究してゆくと、このスペーサーが樹脂製なのか、巾は何mmなのか、実に各社バラバラで面白い。

なぜ今更こんな話をするのか?

最近立て続けにこのスペーサーのトラブルがあったからです。

こちらペアガラスの内側が曇っています。スペーサーの封が切れて、あるいは乾燥剤がどこかに飛んでしまったのか、ペアガラス内の空気層内で結露している様子。

もうこうなるとペアガラス自体を交換せざるをえません・・・。

オーナーさんは「もうシングルガラスにしてちょうだい!」と憤慨しています。

こちら築20年ですが、お風呂の窓。 ワカリマスカ?

水槽状態です(泣)幸い生物の存在は確認できませんでしたが。

下の方にボタンがあり、中に小さなリングがいっぱいあって、水中輪投げのような古典的なゲームが昔ありました。

あいつを思い出し、無性にやりたくなってしまいました!(ワカモノニハワカルマイ)

スペーサー、非常に大事だということが分かっていただけましたね。

ちなみに、樹脂製とアルミ製スペーサーの燃費の違いを、最近設計の新築物件で計算してみました。

1棟、全窓で、年間、灯油換算で、なんと14㍑の灯油消費量の差がありました(樹脂製の方が優)

ガラスの表面温度も1℃足らずですが、ちょっとだけ樹脂製の方が温かくなります。

窓のサッシを選ぶ際には、樹脂製スペーサーが断然おすすめです。

が、 アルミ製スペーサーが標準の場合は、金額UPもそれなりに覚悟です。

が、 地球のために。

2020.1.16 Reborn塩原

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