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LIXILエルスターXやいかに。

2020.06.30|Q1.0住宅
塩原真貴

あしたから7月です!もう半分終わっちゃたんですね・・・汗。

各種プロスポーツも再開しはじめ、市中でもじわじわと人々の距離も近づいているような。

「そろそろ飲みいくか!?」

そんな声も聞かれる工事現場になって参りました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

5月の終わりに上棟した東御市のQ1.0(キューワン)住宅は折り返し地点を過ぎた様子です。

断熱工事が終わり、フローリングを貼り始めました。

ナカソネ親子は基本的には1階と2階に分かれて作業しています。

とはいえ外壁(今回も板張り)はまだ施工されていません。ナカソネ大工の天気予報収集術はなかなかのものです。

最近Rebornでは標準的になりつつある「1階はナラ、2階はあかまつ」 今回もそれでいきます。

先日の見学会でも広葉樹と針葉樹のフローリングの違いについて、みなさん感じるものがあるようです。

裸足で暮らしたいという願望からは針葉樹が。

かといって床にあまり傷・へこみをつけたくない方は広葉樹を。

世の中にはざまざまな樹種のフローリングが存在しますが、いずれにせよ無垢フローリングがよいと私も思います。

床は常に触れる唯一の部位。足の裏、手のひら、時にはあご(笑)。

自然素材の質感、触り心地はなぜ人々に好まれるのか?

2階のあかまつ、安曇野市産です。

ね、なんかいいでしょ♪

針葉樹のフローリングは10年くらい暮らしていると、表面に凹凸が出てきます=浮造り(うづくり)

継ぎ目もあえてそろえず、ランダムに。色目のバランスをチラ見しながらお大工さまが割り付けてゆきます。

この時期は湿度が高めなので、隙間をあけず、びっちりつけてゆきます。

逆に冬のフローリング施工は、名刺一枚ほどの隙間をあえてあけて貼ります。

時期によって施工方法を変える、一枚一枚レイアウトを考えての作業は無垢フローリングならではです。

実はこの家、Rebornとしては初めてLIXILの樹脂サッシを採用しています。

エルスターX~トリプルガラスでダブルアルゴンガス入り、ダブルLOW-E、樹脂スペーサー、空気層15㎜! 夢のようなガラス構成です。

普段はエクセルシャノン社製のそれを標準としていますが、金額的に数十万円安く仕入れることができます。

トリプルガラスがいいけど、どーしても金額的負担が・・・、という方にはやむを得ないと判断しました。

シャノンのペアガラスと同等金額でトリプルガラスが採用可能です。

気密性やフレームの堅牢さはやはりシャノンに軍配があがりそうですが、操作性はわるくありません。

この片上げ下げ窓も、シャノンのそれとは比べようもないほど軽快に開閉します。

取付け作業を行った大工さんによると、特にいままでと変わらないとのこと。

むしろサッシ(ガラス)の重量が軽くてありがたい、との声も。

うむ。困った。

2020.6.30 Reborn塩原  

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