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満室オーナーの一つの工夫(賃貸の話)

2021.03.31|不動産
笠井美英

先週は、管理させていただいている賃貸アパート(1K)の退去立会い・敷金精算をしておりました。

例年でいえば、3月下旬は転勤や卒業で5部屋ほど退去があり、1週間でクリーニング&室内補修を済ませ、次の新・借主さんに引き渡す流れ(※退去前に次の借主さんが決まってしまう人気物件なのです)。

もし、立会いに行った部屋が“ゴミ屋敷”だったり喫煙でクロスまっ黄色だったりしようものなら、ピリピリ・ヒリヒリの7日間を過ごします。

 

…ところが、今年はコロナの影響もあって、退去⇒入れ替えは1部屋のみでした。

しかも、退去した学生さんが室内をキレイに使ってくれていたおかげで、スムーズに敷金精算が進みました。

このほかの部屋は「契約更新」が多く、オーナーさんにとっては良いシーズンでしたね。

(“満室オーナーさん”のアパート)

ちなみに、このオーナーさんのアパートにはこんな特徴があります。

① 単身者に受けがいい設備を搭載しつつ、家賃は相場よりも少し安い設定にしている(=お得感)

② 水漏れや設備の不具合などがあった際、オーナー自らが修理に駆けつける(=サービス精神)

 

特に②は、このオーナーさんの独自色が出ていてユニークです。

入居者さんからの不具合の連絡は、まず管理窓口である私に入るのですが、その内容をオーナーさんに報告すると「じゃあ、ちょっと見に行ってみるか」と訪問してくれます。

そして、できる範囲ならオーナーさんがパパっと修理。ただ直すだけでなく、入居者さんに修理方法をレクチャーすることもあり、そこでコミュニケーションが生まれるわけです。

設備業者が無言で直してハイ終わり…よりもインパクト強いですよね。「わざわざ大家さんが来てくれたんだ…!」と。

こちらのアパートの入居期間の平均は5年間で、退去予定が出ても、すぐ次の契約が決まるサイクルが出来上がっています。

 

賃貸物件は、周囲の物件にない“売り”をつくることが大事ですね。

 

そういえば、別物件の話ですが、入居中のお部屋の下駄箱を新しく交換して差し上げるというオーナーさんもいます。

先日、Rebornにて工事・設置しました。

 

契約中の入居者さんにサービスする事例は市内ではまだ少ないので、とても喜ばれると思います。

「契約更新1回のお客様には〇〇円の商品券プレゼント!」「更新2回目なら〇〇の設備を新品に交換!」など、あらかじめ公表しておくのも面白いかもしれませんね。

 

一番の空室対策は、退去を出さないこと=長期入居です。

 

あるいは、Reborn仕様の高気密・高断熱の賃貸住宅にアップグレードするという選択肢はどうでしょうか?

入居者さんから「快適すぎて、もうほかの賃貸には引っ越せない~!」と言われるような。

 

2021.3.31 笠井ひで

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