ここのところ中古住宅の売却査定が立て続けに入り、大変ありがたいことです。
査定しながら、あらためて思うこと。
それは(私が言うのも何ですが)複数の業者の査定結果を比較・検討したうえで、依頼先を決めた方がいいということです。
1〜2社ではなく、3〜4社に査定依頼を。その方が相場感を掴め、かつ、ご自身に合う依頼先を選別できるからです。
最近、ある不動産オーナーさんから、こんな話を聞きました。
売却査定サイトを通じて4社に見積もり依頼したところ、3社はほぼ同じ査定額でしたが、1社だけ1,400万円も高い額だったそう。
これはよくある、専任で媒介を取りたいがために相場とかけ離れた高値を付ける手法です。その額で売れるかどうかは二の次で。
しかし、売る側としては当然、高値を付けた方に行きたくなりますよね。
業者は専任が取れればOK。専任は3ヶ月の契約期間なので、その間に売主さんとの関係性を築けばいい。
あとは売れるまで価格をどんどん下げていく…
(これをやるのは一部の業者ですけどね)
売り出したときの価格と、実際に成約した価格の差額の比率を「価格乖離率」と言いますが、中古住宅(一戸建)の場合、平均で約−17%の乖離率です。
土地は−9%台、中古マンションは+9%台(プラスとは堅調ですね!)と比べると、中古住宅は結構な開きがあることがわかります。
過去の取引事例を集めやすい土地やマンションとは異なり、中古住宅の評価が難しいところがあり、売り出してみないとわからない部分があったりします。
そんなわけで、売却査定は複数業者の意見を吟味すべきなのです。
しっかりと査定の根拠が示されているか、どんな販売プランで売り出す考えなのかなど、チェックしてみてください。
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