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訳あり物件購入の体験談④~お隣さんはどんな人?~

2021.02.10|不動産
笠井美英

「こんにちは!このたび隣の〇〇さん宅を購入した笠井と申します」

17年空き家になっていた事故物件のオーナーになった私は、隣接する3軒のお宅へご挨拶に行きました。

 

所有者が変わったことの報告に合わせ、

・母屋は当面使わないが、倉庫を人に貸し出す旨

・建物や塀などに異常があってご迷惑かけたら連絡ほしい旨

も伝えるためです。

 

こうなった経過は、過去記事をご覧ください。 訳あり物件購入の体験談①~こんな空き家の活用法~

 

1軒目のご挨拶はAさん宅。

こちらのAさん(ご主人)、私が買った物件の元オーナー(県外在住)からお願いされ、かつては、この事故物件の管理をしていたこともあるそうです。

元オーナーから鍵を預けられ、室内の換気や庭木の手入れを行っていたとか…。

精神的な負担があったことは容易に想像できます。

案の定、私が「今後は倉庫を人に貸しながら、母屋も少しずつ片付けていこうと思っているんです」と伝えると、ほっとした表情で「それはいいことだね!」と喜んでくれました。 肩の荷が下りた様子でした。

事故物件の記事・庭木(Aさんが手入れしていた松の木。今後は私が管理せねば…)

2軒目のBさん宅。奥様が出てこられて「ずっと空き家で心配だったから、良かったわぁ」。

倉庫を貸し出すことについても「人の出入りがあった方が安心する」と賛成してくれました。

 

続いて3軒目のCさんの奥様も「ご挨拶なんてご丁寧にありがとうございます。こちらこそ、よろしくお願いします」と、さらに丁寧に迎えてくれました。

ご主人様にいたっては「いっそ、こっちに移住すればいいじゃないか」と声をかけてくださいました。

 

皆さん、とても優しい方々でよかった~!

挨拶に回る前はドキドキでしたが、これもご縁です。

 

やっぱり、隣に長年放置の空き家がある状態って不安ですよね。

老朽箇所の崩落…放火の危険性…害虫の発生などが想定されますから。

しかも今回の物件は、住人が自死した訳あり空き家。気持ちのいいものでありません。

 

ちょっぴり、人のお役に立てたような気がします…。

 

2015年、警備会社ALSOKが行った「空き家に関する意識調査」(対象者:全国の親と別居している30歳以上の男女500人)というアンケートがあります。

この結果によると「近所に空き家がある」人は約30%、このうち約45%の人が「不安だ・危険だ・汚い」と否定的に感じています。

さらに「近所の空き家について、どうしてほしいと思いますか」という質問に対しては、約30%が「掃除などの管理をきちんとしてほしい」、約30%が「賃貸物件にして、誰かに住んでほしい」と答えています。

 

あなたは、実家の空き家を放置していませんか?

もし放置していたら、上記のような声があることを知ってください。

 

「仕事が忙しい」「遠隔地に住んでいる」といった事情で、空き家の管理に手が回らないようでしたら、Reborn不動産部にご相談ください。

長野市内でしたら、当方で換気・草刈り・片付けといったサポートが行えます。

 

さて、話を戻しますが、お隣さんたちへのご挨拶を済ませた私は、ついに倉庫の借主を探し始めます。

すると、ここでも良いご縁に恵まれて…!

それは次回「反響続々で借主が即決まった!」で紹介します。

 

興味あったら、また読んでください。

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