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しみの原因

2016.10.11|点検・メンテナンス
塩原真貴

長野県某市Kさま宅。

ななめ天井から雨もりがあるので直してほしい、と連絡いただきました。

聞けばもうずいぶん前からあるらしいのですが、 施工した工務店の社長は他界し、建築業界全体に対する不信感もあってか、どこに頼むべきか・・・。

といったところで放置してしまったとのことでした。

「地元の業者はみんなダメ!」

そう思わせてしまった建築業界の悪しき風習。

それは一体何だと思いますか?

大きな吹き抜けで開放的なリビングの再頂部、つまり棟木(むなぎ)付近が黒く変色しています。

斜め天井は、はじめ垂木(たるき)と呼ばれる骨組みがむき出しで、断熱材もなく、 「これ以上仕上げません」と工務店にきっぱりと言われ、 「そりゃないでしょうに!」 と迫り、なんとか施工をしてもらった、薄べニア+胴縁(どうぶち)による格子模様の天井。

さて、あのシミは雨漏りか、はたまた・・・・。

棟木付近に黒い影が・・・。

カビですね、これは。

はい。賢明なリボーンブログリーダーの皆さんは、もうお分かりですね^^

そう、結露です。

屋根上に棟換気がなく、暖かく湿った空気がよどんでこの三角頂部付近によどみ、 冬季、冷たい屋根の裏側にそのよどんだ空気が触れると、結露するのは必至。

さらにその結露水が垂木を伝わり、下部にまでシミが拡大。  そんな感じだと思います。 

べニアはあまり湿気を通さない素材ではありますが、防湿シートには全然かないません。

ましてや、その継ぎ目はテープ処理されているわけはなく、断熱材が入っているのかさえも怪しい・・・泣

屋根断熱は、屋根材と断熱材の間に通気層を確保し、再頂部で棟換気!  

そこんとこ、テストによく出るから、しっかり憶えておくように!(笑)  

しかし、垂木あらわしで引き渡しとは、すごい工務店があるもんだ。住宅だぜ!  

2016.10.09 Reborn塩原  

※参考)垂木あらわしのななめ天井。

夏、ちょ~暑い! そして冬、ちょ~寒い! あたぼうよ~(*´з`)

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