眞子さまご婚約おめでとうございます。
核ミサイルだとか、東芝どうなる?とか、○○殺人とか、 なんとなく殺伐として、暗いニュースばかりが目立つ世の中ですので、久しぶりにポッと明るいニュースが舞い込んできました。
お相手は大学生の後輩だとか。
年齢25歳と同じのようですからイチロウしてたんでしょうか?
あ、いや、余計なことを言ってしまいましたね。
わたしの25歳といえば、もうそれはそれはログハウスづくりに首ったけでした。
寝ても覚めてもログハウス。
全国展開していましたので、車中泊は当たり前。
独身でしたから、なんといっても洗濯が問題になります。
下着や靴下は連日コンビニで買い求め、当時おそらく100パンツくらいはあったのではないでしょうか(笑)
お客さんとの打ち合わせ→木拾い(図面から材料を全て拾い出す)→工程表の作成→業者選定、見積もり依頼→材料や工事の発注→工事中も幾度となく施主打ち合わせ
躯体であるログ以外の材木のほとんんどを2tトラックで現場に納入し、残ったものはすべて自ら引き揚げる
そんな繰り返しの日々でした。
毎月2棟ずつくらいは新たに建てていましたから、首ったけもいいところです。
夢の中で、材料を運んでいて、どこに降ろしていいか分からず困って、、、 目を覚ますと布団の上で材木を抱えた格好で直立している、
そんな25歳のほほえましい独身男性でした^^
昨年の大みそかに書いた、このログハウスの設計図。
年明けとともに皮むき加工をスタートしましたが、半年近くかかってようやくここまできました。
来週いよいよ富山県に嫁いでゆきます。
入梅前には屋根をかけてしまいたい考えです。
屋根の下地工事まで当方で行い、そのあとの作業全ては、原則お施主さん自らが行います。
入居できるようになるまでは数年かかることでしょう。
木の迫力がハンパない!
それを「圧迫感」と呼ぶ人もいますが、これこそがログハウスの醍醐味。
目がくらくらしてくるほどのひのきの芳香。
なんという贅沢。
なんという悦び。
効率や経済性ばかりを追い求める現代の生産社会に対する断固たる反抗(笑)
木というものは四角いものではなく、 かといって丸いものでもなく、 螺旋を描きながら大地から太陽に延びてゆく、生命が持つ向上心が物質化したもの。
物体でも材料でもなく、生命そのものなのです。
むむむ、なんか今日はおかしいぞ、塩原が(笑)
加工は最終段にさしかかりました。
連日おがくずにまみれ、真剣なまなざしでチェーンソーを振るうログビルダーの姿をうらやましく眺めてきました。
いつか、もしも生まれ変わることができるのであれば、次はぜひやってみたい職業の一つが、「ログビルダー」です。
ログハウスの神と称される一人に「アラン・マッキー」がいます。
私も中学まではあだ名がマッキーでした^^
そういうことも、もしかすると潜在意識をくすぐっているのかもしれません。
木も遺伝子もらせん状にできていますから。
2017.5.18 Reborn塩原
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