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豪雪地ガレージが完成!

2017.06.17|間取り・設計・デザイン
塩原真貴

戸隠(とがくし)という地名をご存知でしょうか?

長野県に住む方はだいたいご存知のはず。 そして今や、全国に名のとどろくパワースポット。(かな?)

そんなトガクシは3mほどの積雪を観測するほどの豪雪地。

しかも気温が低く、12月に降る雪は、そのまま4月まで残る、ということも珍しくありません。(根雪(ねゆき)といいます)

2台用の片流れ屋根。

とにかく頑丈につくりました。

屋根の軒先はあえて設けずに、ある意味「埋もれてもいいように」なっています。

塩原には珍しく外壁はガルバリウムコーハン。

立平(たてひら)です。

軒天井や外壁の一部はウエスタンレッドシーダーざらざら仕上材。

こちらはもう珍しくありませんね^^

道路までは市で除雪をしてくれますから、最短距離で車を車庫入れできるのではないかと思います。

が、そう甘くはないのだろうと想像しています。

この道路から入口までの2mほどでさえ除雪は非常に大変なのです。

電気の引き込みポールがありました。

屋根から落ちた雪で倒れないよう、木製の囲いと、ワイヤーが張り巡らされています。

かつ電気使用量の検針はできるように。

この屋根の折れ点くらいまではきっと雪で埋もれることでしょう。

問題は雪解け時。

気温がぐっと上がると雪は一気に重力で落ちてゆきます。

その時にあらゆるものを下方向に引き連れようと力が働きます。

そうした”見えない力”を想像してこの形を採用しました。

いいのか?悪いのか? 正直今年の冬が怖くもあり、たのしみでもあり・・・。

何度かはあの窓から出入りするのかもしれません。

積雪のピーク時に、恐る恐る見に来ようと思っています。  

2017.6.17 Reborn塩原(ビビり度5.0)  

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