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露天下のCBウッド。18年でTHE_END・・・

2021.07.17|点検・メンテナンス|設計・デザイン
塩原真貴

新築当時はたしか「CBウッド」と呼んでいました。

当時はまだインターネットが今ほど普及していなかったので、

今更ですがググってみました。

「セルボーP」という方が、このCBウッドの処理剤です。

越井木材工業のホームページへ

18年前、当時私が勤務していた工務店では、外部デッキにCBウッドを使用していました。

あらま、ホウ素なのね。

木材の含侵が十分ではなく、どちらかというと表面に塗布した感じ。

着色は、ほぼ無色。木の切断面は表面から2~3mmほどまでしか含浸していない様子でした。

8年ほど前に一度オイルステインで再塗装は実施していますが、最近になって

「階段の踏板がブカブカしている。黒いアリも出入りしている」

という連絡を受け、下見へ。

当時はこのように階段の側板(がわいた)をノミでほじくって踏板を差し込んでいましたが、これも敗因のひとつ。

彫った部分は防腐剤セルボーPも効果が行きとどかず、雨水もしみこみ乾きにくいため、

18年が限界だったようです。

 

腐った木材は水分を含んで柔らかい。

そこに黒ありが巣をつくっていました。

まるでオカラのような質感で、場合によっては白ありも寄ってきます。

季節は梅雨から夏への変わり目。

連日の雨で、気温は高く腐朽菌は活性化⤴⤴⤴(泣)

 

 

 

標高が高い(=平均気温が比較的低い)場所でも、加圧注入されていないCBウッド材の寿命は露天下でも、やはり20年が限界か。

踏板脱落でケガをされては困りますので、マイトレックACQ加圧注入材での緊急オペとなりました。

当然今回は側板への彫り込みなし。

これで無塗装でも30年以上は長持ちするかと思います。

ウッドショックの影響で、こちらのデッキ材も6月から30%程の値上がりに。

Rebornでは値上がり前に大量発注して自腹被害を極力抑えましたが、以降納期が場合によっては2か月かかるとも。

 

切断面もしっかりマイトレックACQが染みこんでいるのがわかりますか?

かかってきなさい腐朽菌よ黒ありよ。

雨でいつも濡れているウッドデッキがある家に住んでいる方は、こんな風になっていないか、いまいちど点検してみてください。

床を踏みぬいたら痛いですよー((+_+))(骨折もありうる)

 

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