長野市鶴賀で新築工事を請け負っています。
6月に上棟して約2か月。 大工さんの工事が無事終了。
現場では「逃げる」という言い方をよくしますが、 この状態を「大工が逃げた」と呼んでいます(‘ω’)ノ
ニゲル、って一般的にはネガティブな表現で用いられますが、 現場では自分の担当作業を無事やり遂げた、ということでいい意味に用いられているのです。
ひとまず建築主に現場をバトンタッチし、木部の塗装を行っていただいております。
その後内装屋さん(プロ)によって石膏ボードの下処理(パテ処理)→紙クロス貼りへ。
そして建築主の再入場。ローラー塗装が始まるのです。
造作家具も何点か予定されているのですが、この段階で取り付けてしまうと、 DIY内装を行うお施主さん、内装屋さんにとても大きな負担を強いることに。
できるだけ造作家具は内装が仕上がった段階で取り付けるようにしています。
しかしそうなると、造作家具に対して造作建具を設置しなくてはなりませんので、 工期短縮のために一工夫が必要です。
外部では外壁の左官ヌリカベが始まりました。
防水シートを全面に貼り終え、モルタルが壁に引っかかるよう、 「ラス網」と呼ばれる金網を全面に貼ります。
止めつけはタッカー(=ホチキスの刃のような感じのもの)でタンタンタンとひたすら金網を壁に固定。
そしてこの時期は「ドライアウト」が一番こわい。
塗りたての壁に直射日光があたって、モルタルが乾く前に表面が急激に乾燥してしまい、 クラックが生じてしまう現象です。
ホワイトアウトとかブラックアイスバーンのようなものです(笑)コンランサセルナコノヤロ
ですから足場には養生ネットをしっかり張るとドライアウトの有効な防止になります。
台風がやってくると、このシートは外さないと帆のようになって足場が崩れる恐れもあります。
外したり復旧したり、けっこうな重労働なわけで、普通は現場監督さんがそれを行うことが多いようです。
他人事のように書きましたが、わたくし塩原、設計も現場監督も担っておりますので、 この時期は天気予報を見ながら、 「あ~、あの現場の養生シートダイジョウブかや?」などと、肝を冷やしているという訳です。
明日は雨。東京出張です。 台風が来ませんように。首都直下地震が来ませんように。祈るしかしません。
2019.8.27 Reborn塩原
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