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床下の利用~天然冷蔵庫

2019.08.29|Q1.0住宅
塩原真貴

完成見学会(9/14,15)を開催する松本市の現場より~ 今日数日ぶりに行きましたら、サルスベリが満開に^^

1年前、この敷地を現地調査に来た時に満開でした。それがかなり鮮烈で、この家のイメージの元になっている気がしています。

記録写真をめくってみると8/9。ちょっと今年は遅かったか・

いよいよ完成ということで、本日土地家屋調査士の方に現場に来ていただきました。

建築主さんの知り合いの司法書士さんの紹介で、ということでしたのでお初かと思いきや・・・。

高校時代の野球部のパイセン!これにはかなり焦りました汗 そう、私の地元は松本なのです。

そして、ゆうあいの武井さん(カーテン屋さん・松本店の店長)に来てもらい、 初顔合わせでお施主さんに紹介をし、さっそく見積りをするための現場打合せに立ち会いました。

この武井さん・・・、わたしの人生のなかにあって、最も強烈な個性を持つ人です。

実は前職の工務店で、現場監督駆け出しのころに知り合ったのですが、 以来、「カーテンやさん紹介して!」というリクエストがありましたら、この人を紹介すること多し。  

ですから多くのOB宅で、彼の手によるカーテンがかけられています。

実はミュージシャンでもあることを、ほとんどの方は知らないハズ。

「ハンパない個性」

これから家を建てる方は、是非一度彼の個性を味わってみるべきかと思います。

弊社ホームページでも見学会の告知ページができましたので、 ちょっと家の中を紹介します。

この家の最大の特徴は、暖房にメイスンリヒーターを採用していること。

そう、日本で最も謎の暖房器具=メイスンリヒーターです^^

フリーメイソンという謎の組織がありますが、 どうやら語調がにているためか、はたまたここ日本ではほとんど普及していないためか、 謎が謎を呼び、なんと建築基準法上の扱いは”暖炉”なのです。たしかに暖炉と言えなくはないが・・・汗

このメイスン。今回は家の中央付近に鎮座しているんですが、その脇に「床下冷気利用冷蔵庫」を設けています。   

冷蔵庫の扉にあたる部品として、シャノン樹脂サッシのドレーキップを。

90cm×90cm、高さ1.2m程の断熱された箱をつくり、 箱の底は床下空間とつなげています。

メイスンリヒーターの燃料は薪(まき)ですが、 その燃焼時には給気をする必要があります。

そこで、この床下とつながっている冷蔵庫をすぐ脇に据付け、 ドレーキップの換気機能である「内倒し」状態とすれば給気経路がかなり短縮できる、 そんな着想から今回採用されました。

中身はスノコ状の棚板を設け、最下段は防虫網を張ってあります。

本物の冷蔵庫並みには冷えませんが、野菜や果物の保管には適した温度になります。

真冬でミニマム10℃くらい。 真夏でマックス20℃くらい。

高断熱・全館暖房の家は、野菜や果物の保管がけっこう大変で、 一般的には電気式の冷蔵庫に保管しないとすぐに傷んでしまいます。  

これは今後、かなり流行る予感がします。

キッチンの近くにあると便利ですね^^

2019.8.29 Reborn塩原  

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