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着工までの道のりは遠かった。

2019.10.03|Q1.0住宅
塩原真貴

ドドドドドドドドドド!

ランマーで地面を突き固めています。 今しかありません。

松本市で始まったKさま邸新築工事。

11月7日上棟を目標に基礎工事が始まりました。

これまで農地(畑)だった親譲りの敷地。

分筆(土地の区画分け)→農転(農地を宅地に替える)→水路占用許可(道路から水路をまたいで敷地に入るため、水路管理人の許可を得る)→地区計画の届出(この土地独特ルールに合致していることを市に確認)→建築基準法第43条2項の許可(敷地が道路に接していないが(水路をまたぐので)、水路占用許可を得た上で、安全上問題ないことを市に確認)→建築確認申請、確認済証の発行(これでようやく着工できる) という許認可申請フルコースでした。

同時に長野県の助成金制度=環境配慮型住宅助成金の申請、長期優良住宅の認定申請も並行して。

これらの動きを3月から行ってきました。半年がかりだったので、このランマ―突き固めでドドドドドは感無量なのです(*´з`)

千曲市でも新築工事が始まりました。

こちらも分筆→農転→建築確認申請(長期優良住宅、地域型住宅グリーン化事業)の手順を踏んでおり、3か月以上の土俵づくりでした。

こちらは久しぶりに地盤補強工事を行っています。(柱状改良)

地下には2.5m程の長さになる、セメントで固められた直径50cm程の杭が立てられ、その上に家が乗っかる形となります。

この杭をどうやって立てるかご存知でしょうか?

オモシロいですよー(^^)/

重機の先にドリルをくっつけて、地面に穴をあけます。

ドリルを回転させると、土が地表にでてきます。しばらくはドリルが地中に深く入ってゆきます。

2m程でしょうか、突然ガガガッという音に変わりますが、しばらくそのままドリルを回します。

あ~もうだめ、はいらないわ、というところまでいったら、今度はドリルの回転方向を逆にします。

穴にささったらせん状のドリルに、先ほど出てきた土を、スコップを使って放り込みます。

ドリルの先っちょから水で溶いたセメントが噴射する仕組みになっており、(遠隔操作できる仕組みになっています)

放り込んだ土とセメントが混ざりつつ、ドリルが逆回転しながら自然と上に持ち上がってきます。

これが柱状改良工法と呼ばれる、地面に杭を形作る作業工程です。

数日のうちにこの柱はカチンカチンに固まり、その上に基礎をつくるということになります。

杭の頭はミリ単位で所定の高さに揃えられ、まるで座布団のように「はいどうぞ、座ってください」と言わんばかりに基礎工事を受け入れます(笑)

消費増税の駆け込みだったのか?

怒涛の9月が終わり、少し落ち着きを取り戻した建築業界。気づけば今年もあと3か月。稲刈りが終わり、アイスを食べながら私の目はイナゴを探しています。

2019.10.3 Reborn塩原

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