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ただならぬ気配のQ1.0住宅

2020.05.30|Q1.0住宅
塩原真貴

シャビーな軒天が程よく効いているデッキテラス。

 かなり尖がったデザインになっていますが、もともと塩原はログハウスメーカーの出身なのでこーゆーのは得意なのですよ!

立地の様子はこんな感じ。

南面道路で、割と住宅が密集する市街地。 中心街に近いので、準防火地域に指定されています。

まわりを見渡しても、外壁や軒裏に板を貼っている家はほとんどありません。 「

お、あそこは木か?」 っと見えても、木調の窯業系サイディングであることしばしば。

それもそのはず。準防(じゅんぼー)は、単純に外部に木を用いることができないのです。

ではなぜRebornでは木で仕上げることができているのか?

一度燃えないボード状の不燃材を貼ったうえに、重ねて板を貼っているから可能なのです。

軒天には12㎜のケイカル板を、外壁にはモイスと呼ばれる9㎜のケイカル板を下に貼ったうえに板をはっているのです。

お手間かけるねー、カズさん!

外壁の色がかわってきました。

すぎ板にマイトレックACQという防腐剤を加圧注入しています。

貼ってからすでに約2か月。ずいぶん黄色っぽくなってきました。不思議です。

この手のデザインの最重要ポイントは、「2階の天井高さをどこまで下げられるか」になってきます。

この家の場合は、2階の天井高さを、最低1.4mに設定しました。

一部ななめ天井です。

平らな天井のところは2.3mちょっと。

できるだけ高さを抑えないと山小屋風にはなりませんのでご注意を。

屋根勾配も関係しています。この家は5寸勾配。

水平方向に1mいって50cm上がる勾配です。⊿  

しっくい塗装下地用の紙クロスは、最近「オガファーザー・スムース」という材料を用いています。

”おが屑にまみれたお父さんが、ご機嫌な状態” と記憶しておいてください(笑)  

 

天井はネダレス合板あらわし。

構造の梁もあらわしです。

おぉ~、山小屋らしいではありませんか(‘ω’)ノ

通風型のシャッターがけっこう活躍しそう。

夏の日射遮蔽に。

台風時、飛散物防止に。

防犯用に。

夏は、寝るときに開けっ放しにして通風を得られるのでグーですね✊

今後もっと見直すべき住宅資材の一つだと思います。

2020.5.30 Reborn塩原

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