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メイスンリヒーター体験談

2021.03.09|間取り・設計・デザイン
塩原真貴

Rebornでは今年、2棟の新築住宅(もちろんキューワン住宅)にメイスンリヒーターを導入予定です。

週末軽井沢のOB宅にお邪魔させていただき、かつその製作者である小野沢さん(薪ストーブメンテナンス)と共に、先輩ユーザーのご意見を伺いながら、導入予定のお客様に説明をする機会を得ました。

薪ストーブの進化形、メイスンリヒーターは国内ではまだ採用事例があまりなく、ゆえにどのような暖房なのか?

使い勝手は本当によいのか?

薪はどのくらい使うのか? など、まったくもって情報がありません。

まさにペリー黒船来航の情勢下のような状態下にあります。

私も自宅に薪ストーブがあるので、イメージは出来ているのですが、

実際に暮らしたことがないわけで・・・、

今回のような機会は大変有意義で、勉強になりました。

1日朝晩2回焚けばよいこと。

従来の薪ストーブに比べて、薪の使用量が7割程度になるということ。

とにかく放熱時間がハンパなく長続きすること、etc。

動画を撮影してきましたので、編集を終えましたらYouTubeで後日アップいたします。

ご期待ください。

こちらはリノベ案件、スモールタイプ。仕上げはしっくい左官です。

炉の周りには白いモザイクタイルを。扉の色もシルバーですっきりとした印象。

本体がデカいので、インテリア的にはおとなし目にしたかったんです。

設計当初は薪ストーブでしたが、いざどのメーカーの何にするかという機種選定段階でメイスンリヒーター案が浮上。

「♡お楽しみ(熱の放熱)は12時間後に」というメイスンリヒーターなので別荘向けとはいえませんが、近い将来に永住が見込まれていたので、現在はエアコンとの併用で使用。

薪ストーブもメイスンリヒーターも、つまるところは「乾燥した薪」がとにかく重要で根幹です。

冬は本当に寒い軽井沢ですから、暖房エネルギーが全エネルギーの半分程度になっているだろうと思います。

暖房を薪で賄うということになれば、ゼロカーボンを50%達成しているとも言えます。

あとは給湯をどうするかというところにテーマが移りますが、薪風呂復活もあり得なくありません。

断熱性能はG3(Ua=0.25以下)で、太陽光発電4KW+メイスンリヒーター+薪風呂

これでオフグリッド(電力会社やガス会社などと契約しない)が達成できるレベルに近いと思います。

どなたか挑戦してみたい方、いらっしゃいませんか~?(‘ω’)ノ

メイスンリヒーターユーザーの声①

メイスンリヒーターユーザーの声②

 

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