「こんにちは!このたび隣の〇〇さん宅を購入した笠井と申します」
17年空き家になっていた事故物件のオーナーになった私は、隣接する3軒のお宅へご挨拶に行きました。
所有者が変わったことの報告に合わせ、
・母屋は当面使わないが、倉庫を人に貸し出す旨
・建物や塀などに異常があってご迷惑かけたら連絡ほしい旨
も伝えるためです。
こうなった経過は、過去記事をご覧ください。 訳あり物件購入の体験談①~こんな空き家の活用法~
1軒目のご挨拶はAさん宅。
こちらのAさん(ご主人)、私が買った物件の元オーナー(県外在住)からお願いされ、かつては、この事故物件の管理をしていたこともあるそうです。
元オーナーから鍵を預けられ、室内の換気や庭木の手入れを行っていたとか…。
精神的な負担があったことは容易に想像できます。
案の定、私が「今後は倉庫を人に貸しながら、母屋も少しずつ片付けていこうと思っているんです」と伝えると、ほっとした表情で「それはいいことだね!」と喜んでくれました。 肩の荷が下りた様子でした。
2軒目のBさん宅。奥様が出てこられて「ずっと空き家で心配だったから、良かったわぁ」。
倉庫を貸し出すことについても「人の出入りがあった方が安心する」と賛成してくれました。
続いて3軒目のCさんの奥様も「ご挨拶なんてご丁寧にありがとうございます。こちらこそ、よろしくお願いします」と、さらに丁寧に迎えてくれました。
ご主人様にいたっては「いっそ、こっちに移住すればいいじゃないか」と声をかけてくださいました。
皆さん、とても優しい方々でよかった~!
挨拶に回る前はドキドキでしたが、これもご縁です。
やっぱり、隣に長年放置の空き家がある状態って不安ですよね。
老朽箇所の崩落…放火の危険性…害虫の発生などが想定されますから。
しかも今回の物件は、住人が自死した訳あり空き家。気持ちのいいものでありません。
ちょっぴり、人のお役に立てたような気がします…。
2015年、警備会社ALSOKが行った「空き家に関する意識調査」(対象者:全国の親と別居している30歳以上の男女500人)というアンケートがあります。
この結果によると「近所に空き家がある」人は約30%、このうち約45%の人が「不安だ・危険だ・汚い」と否定的に感じています。
さらに「近所の空き家について、どうしてほしいと思いますか」という質問に対しては、約30%が「掃除などの管理をきちんとしてほしい」、約30%が「賃貸物件にして、誰かに住んでほしい」と答えています。
あなたは、実家の空き家を放置していませんか?
もし放置していたら、上記のような声があることを知ってください。
「仕事が忙しい」「遠隔地に住んでいる」といった事情で、空き家の管理に手が回らないようでしたら、Reborn不動産部にご相談ください。
長野市内でしたら、当方で換気・草刈り・片付けといったサポートが行えます。
さて、話を戻しますが、お隣さんたちへのご挨拶を済ませた私は、ついに倉庫の借主を探し始めます。
すると、ここでも良いご縁に恵まれて…!
それは次回「反響続々で借主が即決まった!」で紹介します。
興味あったら、また読んでください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ブログを読んでいただきありがとうございます。
Rebornがつくりだす家→施工事例
動画も多数配信中→YouTube『Rebornチャンネル』
お客様の声→暮らしのことば
不動産サイト→不動産“腐”動産にしない!させない ‼」
Instagram毎日更新中→reborn_house_
適宜更新中です。ぜひ、こちらもご覧になってみてください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~