
塩原の出身地、松本城のサクラ
1年で最も寒い時とされる1/末~2月中旬。
家を建てたい・リフォームしたい理由のナンバーワンは、何といっても「あったかく暮らしたいから。」
冬来たりなば春遠からじ。
あと1か月もすれば風は薫り、花が咲き、あったかい家に暮らしたいという願望も忘れられます・・・。ガクッ
気を取り直して現場レポを—
安曇野市S邸、フローリング貼りが始まりました(‘ω’)ノ
Rebornで定番の北海道産ナラ上小節(じょうこぶし=節がほとんどない。あっても小さい節)乱尺品。
ついにこの時がやってきてしまいました・・・。
■■■大幅値上げ!■■■
4月より約15%アップです!他の樹種も軒並み値上げ。
在庫も底をつきつつあるそうですから、悲しいことではありますが、今後建てるみなさんはぜひタモとかセン、ニレ、マカバなどの樹種(広葉樹)をご検討ください。
座っては立っての繰り返し。
地味で腰にくる床貼り作業は、大工さんにとってもまさに峠。
ここを乗り切れば完成がみえてきます。
外壁や内壁は将来的に張り替えることがありますが、床はなかなか貼り替えませんので一枚一枚パズルのように、丁寧に。
北村さん、あざすっ!
とはいえ、無垢材で乱尺品はなかなか進みません汗
長さいろいろ、色イロイロ。
手に取った1枚の木目を眺め色合いをみ、瞬時に判断しながら配置していってるんですよ。

屋根断熱施工前。野縁(のぶち)と呼ばれる木材が組まれている様子。
2階は屋根断熱材が施工され、しっくい塗装の下地となる石膏ボードを張り終えました。
野縁の向こう側には屋根と断熱材の間に通気くんを挟んで空気層を設けています。
段ボールでできているので、「しけって紙が溶けるぞ」なんて脅かす人もいるようですが、室内側に防湿シートをぴっちり貼れば大丈夫。
でも、立地が海沿いなど高湿の場合は夏に湿った空気がここを通り抜けるので心配ではある。
以前ドイツに行った際には、屋根材の直下に通気層を設けていた。

寒い時期が外壁貼り作業になってしまったんですが、天気のめぐりをみて(天気予報をみて)
「寒い日は室内、比較的暖かい日は屋外」
で切り抜けてもらっています。
だからだと思うんですが、大工さんをはじめとする職人さんたちは、自分のスマフォに何種類ものお天気アプリが入っているんですよ、実は。お空の切れ目や雲の動きにも敏感に反応して、まだ晴れてるのに風がビューって吹いたかと思えば、突然「あぁ~もうきたかー」って道具を片付け始めたり、場所を移動したり。なかなか野性味のある生き方をしておいでです。
長野市はかなり雪が溶けてしまいましたが、安曇野は長野県内でも割と寒いところなのでなかなか溶けません。

ユニットバス設置前の基礎断熱の様子
外仕事を行っている間にユニットバスが設置されました。
普通の人(現場監督)はユニットバスの室内をチェックするはずですが、私の場合まずは裏側から。
ボルト足の下にかさ上げ用のコンクリート束石が熱橋になってる!
とか、
浴槽の裏の断熱材がどの程度浴槽をくるんでいるのか?(メーカーによって若干かわるので)
今回はLIXILさんのユニットバスです。(わが社ではけっこうレアなのです)
「へぇ~、こーなってんだぁ~」と造りを覗くわけなんです。
変態かっ!
シャノンさん、はやくNS50シリーズにドレーキップをラインナップに加えてください!
切に願います!