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スモールマッチョ工務店とは?

2023.04.15|Q1.0住宅|見学会
塩原真貴

昨日20:00より4/29-30完成見学会開催のご予約を開始しました!

ありがたいことに予約受付開始より24時間以内に14枠のすべてが本日埋まり、

これでは申し訳ないと5/1(月)平日ですが追加で7枠設けました。

平日の開催ではございますが、ぜひご来場ください<(_ _)>

■ホームページのトップ”イベント情報”より完成見学会予約できます。

 

現場はまだ工事が行われておりまして、4/13の段階がこの画像です。

足場が4/12に撤去されその全貌が明らかになりました。

物価高騰の今、お得に高性能住宅をゲットしたいという皆さまもいらっしゃるかと思います。

このお宅は31坪規格PLAN。フリープランと比較して仕様はほぼ変わりませんが、大きく異なるのは設計費です。

スモールマッチョな弊社では、わたくし塩原が設計~現場~アフターまでマンツーマンで対応しているため、見積書の”経費”が圧縮されているというのはいつもお伝えしている通り。

加えてフリープランの際に頂戴している設計費5%(工事費×5%が設計料)が規格プランの場合は¥0となります。

木造住宅建築業界の中では設計料10%が目安だとされているので、「5%でもお得だ」という声もしばしばいただきますが、自社で意匠設計、実施設計、構造計算、省エネ計算を行っており、模型をつくることをせず(3Dイメージパースは作成します)、現場管理も引き続き担うとすれば、スモールマッチョ工務店は十分に食べてゆけるのです。

ちなみに現場管理費も工事費×5%をいただいております。

賛否両論あろうかと思いますが、設計と設計監理、それに現場管理を1名の同一建築士が作業分担することなく業務をこなすことができれば、伝達ミスや設計変更への対応、現場に行く際のチェックを同時に行うことができるのです。

もちろん弊害も考えられます。

本来は設計図を基に工事人が現場で様々なものを仕入れ、組立て、形にしてゆくわけですが、それを設計図通りにできているか、間違いがないかチェック監督するのが設計監理。工程や資材の調達、作業人(職人)の手配や指示を現場管理者が行うわけで、双方はある意味監視体制にあり、不良品や欠陥を防ぐ役割が期待されています。

これをひとりの同じ人間が行うことは効率はよいものの、欠陥・瑕疵の隠ぺいや複数の眼が失われ、品質が落ちるのではないかという懸念があります。

つまり、そのただ一人が不真面目であったり実力がなかったりすると、現場は混乱をきたし、品質はバラバラで、よくない建物が出来る可能性を秘めているのです。

”現場管理”という仕事は、同じ会社であればある程度納まりは標準化されていて、家を作ってゆく手順はどれもほぼ同じ。ある意味ルーティーンの輪のなかで作業ができるハズです。

「片手間で」とはいきませんが、私には自分でつくった「現場管理チェックシート」なるTo-doリストが手元にあり、設計や積算も自分で行っているので、何を発注すればいいのかも迷う必要はありません。

仕事の時間配分としては設計:現場管理=10:4くらいか。

これなら仕事の量(棟数や施工面積)を間違えなければ、兼用可能だと考えています。

さらに付け加えると、規格PLANをご用命いただけているので、設計作業・時間が減って助かっているとも言えるのです。

 

私も今年50歳になるので、新築は年間10棟以内と決めているのですが、それも自分自身で営業も行っているので会社全体の工事スケジュールや他のスタッフの作業量を勘案できるからこそとも言えます。

物価高騰で会社の運営費も上がっていますが、当然工事金額も上がっているわけなので、設計費や現場管理費も以前より少し多くいただけているのが実際ですし、便乗値上げはポリシーに反します。

当面はこの各5%のままで運営していこうかと思っています。

今はG2グレードの断熱性能、安心安全な耐震性能=等級3の住宅を普及させる段階だと考えています。

建築費用が上がればまたまたローコストのパカペカ住宅に向かう危険性を感じているからこそです。

 

また、昨年社員として入社した大工の風間が、最近は現場管理を兼ねてくれています。

設計と現場管理を兼ねるのが塩原流。

大工と現場管理を兼ねるのが風間流。

ピッチャーとバッターを兼ねるのが二刀流。

多能工は今後スモールマッチョ工務店のとるべき戦略の一つかとは思いますが、器用貧乏では困りますよね。

双方、プロフェッショナルな働きをしてこそです。

 

それにしてもこの2,3年で建築工事費は大きく跳ね上がりました。

土地代もしかりです。

Rebornでも現状コロナ禍前の25%~30%上昇しています。

工事前に取り交した建築請負契約も、いざ資材や材木、設備機器を発注する際にも金額があがっていることもしばしばです。

でもだからと言って余裕を見込んだ見積書をつくったり、契約後に物価上昇分を追加請求するなんてこと、私にはできません。

 

スモールマッチョは多能職をイメージしてもらうための造語です。

最初は企画会議で「スモールエクセレントな工務店」を提案したのですが、

「エクセレントはなんか気取った感じ」

「お貴く止まってる感じで、いまいち」

「シオハラさんには似合わないー」

という声がスタッフ間で出てきました。

わたしの名前は真貴(まさき)なんですがね(笑)

WBCでのマッチョマン(吉田選手)の活躍、私の甥っ子である塩原航がボディービルダーであること、

「そんなところからきてます。」

って、質問者には斜め30°の方向を見て答えてますが。

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