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ひさしや断熱のほうが効果てきめんです。

2022.07.31|Q1.0住宅|住まいの点検・メンテナンス
塩原真貴

松本市波田OB宅、3年点検へ—

いやぁ、あぢぃあぢぃ~。

ビールとスイカでPっPぃの塩原です。

お腹はゆるいですが、気持ちはしっかり固い決意で、設計と現場管理、それに点検やアフターまで一貫して業務を行っている毎日です。

2年ぶりのK邸、朝10時のアポですでに外気温は30℃を超えていましたが、

「あれ?」

窓が開いているではありませんか(@_@)

なるほど室内は28~29℃で、ぎりぎりエアコン無しで過ごせます。

周りからはヒートポンプ(エアコンの室外機)の音がぶわんぶわん鳴っていて、

なんか世の中かわっちまったなぁ、

なんて運転しながら世の中を見つめていました。

軒が深い、ひさし(バルコニーがその役割をはたしている)がある、それだけでかなり室内気温上昇は抑えられます。

 

南面に面した勝手口にも出幅60cmのひさしがついていますが、夏はかなり長く影を落とします。

それだけ太陽高度があがってるってことですが、ひさしがなければ直射日光がけっこう室内にはいってくるもの。

直射日光が入ると室内はぐんぐん気温があがるからアラ不思議。

高断熱高気密の住宅にとって、夏の日射侵入はエネルギーを相当使わざるをえなくなります。

太陽光発電バンバンだからエアコンガンガンかけちまう、

なんて発想は絶対やめてください。

太陽光発電パネルは、生きていれば必ずエネルギーを消費してしまうという、悲しい人間の罪滅ぼしなのですから。

 

 

今回、外壁しっくいの剥離が発見されました。

過去にも同様の症状が他物件でもでていましたから慎重に打診検査をしておりました。

冬季、気温が低い時期にしっくい左官を施工し、かつ特定のシーラーを使用した物件に散見されます。

Rebornではこれで4棟目の剥離事象です。

しっかり治させていただきますのでご安心を!

3年経った玄関ドア、ウエスタンレッドシーダーの板。

こまめに再塗装を実施しているようで、とてもいい感じ♪

タイルは名古屋セラミックのセラローマ。

最近予算の都合でモルタル仕上げが多くなってきていますが、やはりタイル屋さんにも仕事を分けてあげなければ・・・

 

今回、天井裏の点検時にサーモグラフィーを持ち込みました。

経験的に、この時期の天井裏は完全にサウナ状態と知っているのですが、果たして何℃あるのか?

この画像は北面の屋根の裏側です。MAX53℃か。大したことないな(笑)

断熱材の表面は約50℃。

粒状のグラスウールが30cm積もっています。

こちら室内側の天井板。表面温度30℃ですから、30cm厚の断熱材で20℃の差を生み出しているわけです。

ひさしも断熱材も、日本人が大好きなメカ(機械)ではありませんので目立ちませんが、

地味ながら人間の生活におおいに役立っているのです。

 

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