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軒の出、ガラス屋根、ヘビ、フカフカちゃん♡

2021.08.10|住まいの点検・メンテナンス|断熱職人
塩原真貴

お引き渡しをしてから1年を迎えた長野市Kさま邸、1年点検

昨年は全国的に便器やシステムキッチンの入荷が遅れ、建築業界は大混乱でした。

いつ来るんだ!

どこかにないのか?

ホームセンターで売ってるの見た!?

納期が迫る中、催促や憶測が飛び交い・・・

なんとか工期内に納期が正常化し、引き渡しに間に合って胸をなでおろしました。

つい昨日のことのようです。

毎度おなじみデジカメ遠隔操作による屋根上点検。

こうして上空から撮影すると、軒の日除け効果がよくわかります。

太陽高度が最高になるのは夏至ですが、外気温が最も高くなるこの時期に直射日光を室内に採りこむのは極力避けなければなりません。

特に南面は窓が連発していて、日射を受ける時間が長いので要注意。

この家では通り芯から軒先まで1.2mとしています。

窓が引っ込んでいるのも要因ではありますが、南面の窓に直射日光があたってません!

 

南面には屋根付きのデッキテラスが設けられ、洗濯物干し場として活用されています。

デッキ材には無色の防腐剤を加圧注入されています。

色がグレーに変色していますが、腐ったりカビたりしているわけではありません。

デッキの上はサンダルを履く人が多いようですが、このお宅では裸足で出ることとルール付けされているそうで、

デッキ床材のササクレ問題が持ち上がりました。

引き渡し直後にちょっとだけサンダー掛け(電動やすりでゴシゴシ)しましたが、やっぱり完全解決にはいたらず。

そういえば先日も他社施工物件において樹脂製デッキを木製に変えるリフォームを担当しましたが、

「木のデッキって棘(とげ)出ないよね?」

と問われ、すかさず

「木には棘がつきものです。絶対に出ないというわけにはいきません!」

と返答し、奥様を困らせた事がありました。

数日間のご検討の後、「棘やむなし」の回答を得て人造木調デッキを木製デッキに更新したのでした。

参照)インスタ記事

この物干しデッキテラスを覆う屋根には部分的に強化ガラスが葺かれています。

みよ、この見事な日射遮蔽を!(^^)/

ちょうどガラス屋根とそうでない屋根(ディプロマット屋根)との境目に影が落ちているではないか。

俗にいう下屋(げや)と呼ばれる1階の屋根はデッキが濡れることなく使えるメリットがありますが、室内LDKが暗くなるデメリットがあって悩ましいところ。

部分ガラス屋根は解決方法の一つとしてRebornでは定番化しています。

この屋根にはツバメが巣をつくりたがるので、さすがですね。

ダイソーのフェイクスネークが3匹いらっしゃいました^^

デッキの下って草が生えまくるんじゃないかとよく聞かれるのですが、

1年経ってこんな感じ。砕石が5cm程の厚さで敷きこまれているのみです。

(もしかしたらKさんがあらかじめ草取りしてくれた?いやそんなことはないかな)

ここに園芸用の土やプランター、タイヤや鍬や熊手なんかがよく置いてある家がありますが、

できれば白ありリスクや通風性を考えるとオススメできませんよー。

野良猫対策は、って?

う~ん、それは我が家でもいっとき悩まされました。

いくつか対策案はもっていますが、こう暑くては猫にも日影を提供してあげないといけないのかもしれません。

床下狭くて大変だね~、ってお嬢さんに見送られて潜りましたが、

案外床下はヒンヤリしていて、高さ37cmありますから、寝がえりをうてますし、

この時期実は点検作業の癒しスポットなのでありますよ。

半面、2階の天井裏、小屋裏は推定気温60℃の灼熱地獄。5分と耐えられません。

屋根に降り注いだ太陽熱は小屋裏気温をサウナ化させ、さらに輻射熱が照り付けます。

なのに室内は27℃で安定しています。

よしよし、おりこうさんだフカフカちゃん♡

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