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ネズミインスペクション

2021.05.25|住まいの点検・メンテナンス
塩原真貴

菅平(すがだいら)に来ました!

まだ早春です!

スポーツ合宿のメッカでもあるので、あちこちに若者たちが走り回っているのが通常の風景ですが、路上にランニング人がちらほら。

今年はコロナウイルスの影響でしょうか。ほとんど合宿がないようですね・・・。

住所は上田市ですが、標高が1200m以上もありますので、県内でも屈指の寒冷地です。

GWが明け、ようやく雪も解け、主力産業である高原野菜の苗付けの準備が活況でした。

桜もまだ咲いていましたよ。

 

今回のご依頼は、「ねずみ室内への侵入口をみつけよ」

というなかなか難しいご要望。

かれこれ20年ほど前、ご別荘の敷地内に、ゲストハウスとして別棟ログハウスを増築したのがオーナー様とのコネクションでした。その別荘はウチで建てたわけではないんですが、どうやら室内にネズミが出るそうで、「どこから入ってくるのか分からない」ということでのネズミインスペクションへいざー。

 

室内間取りをざっくり把握したのち、いざ床下へ!

タイベックスーツを着用。給食の帽子、ゴム手&軍手、ヘッドライト着用よし!

 

と点検口を開けると・・・、残念!もぐれず!

それでもデジカメ&パワーの強い懐中電灯を駆使して、ネズミの入口を探します。

小さな黒い粒(う〇ち)も発見しましたので、確実にここを通過していることも判明。

ただ、工務店さんよ、こういうのはやめようぜ、な。

 

 

つぎにユニットバスの天井裏点検口をあけてみる。

以前はモルタルしっくい仕上げの天井だったようで、その名残がのこっていました。

「やっぱりここか」

旧来のお風呂の壁と、その内側に据え置かれたユニットバス。

その隙間はネズミにとっての十二分の幹線道路。

床下からじゃんじゃんと1階と2階の間の空間(=階間天井裏)に上がってくるわけだ。

さらに別の場所から天井点検口を覗くと。

遭遇はしませんでしたが、明らかにネズミワールド。

気休め程度の30㎜グラスウール断熱材が最高の運動場兼お布団に使われているご様子。

地面から床下へ。床下から壁内へ。気流止めがない在来軸組工法は上昇気流が発生して断熱が効かないだけでなく、ネズミの通路にもなっています。ネズミがいると蛇もいる!?

数日前にTVでみた、逃亡したニシキヘビの捕獲場所も天井裏ではなかったか。

あんなのにここで遭遇したら気絶しますぜ確実に。

うわぁ、なんか嫌な予感するなあ。

真っ暗な天井裏を懐中電灯でゆっくり照らしながら生ツバゴクリ。

なんだあれ?

蜂の巣か・・・。

もういないな?(耳をすます)

ピーナッツの皮を投げてみる。

なにも出てこない。

よしよし。まだ早春だしな・・・。

さらにサーチライトを横に振ってゆくと・・・。

!?

 

あれ?バランスボールがなんでここに?

と思った瞬間!!

【拡大閲覧注意】

あれから数日経ちますが、いまだに連日あの時の光景が夢に出てきます。

さっと点検口を閉じ身を伏せて、再び耳を澄ます。

全力で耳を研ぎ澄ます。

ネズミが食べた?

ネズミを食べた?

ニシキヘビ?

クマ?

今夜もビールと強めの焼酎で爆睡せねば!

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