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[断熱改修]外壁付加断熱~迷ったら外だと思います

2014.09.26|断熱職人
塩原真貴

長野市のH邸は”外”に断熱材を付け足しております。

既存外壁はモルタル+吹付塗装でした。

そこに10.5cmのジャンバーを着せてあげましょう♪

発泡スチロール的な断熱材をぺたぺたと貼れば簡単でいいのですが、 どうも好きになれません。

理由は簡単で、「高いから」、「燃えるから」、「性能が下がってゆくから」

ちょっと切り取って見てみましょう。

ああ、ちゃんと入ってますね。

高性能グラスウール 密度16kg/㎥品が 105㎜厚で。

こんなに厚い断熱材を、一体どうやって壁にくっつけるんでしょうか?

まずは横方向に45×105㎜の材料を長いネジでモルタル壁の上から止め付けます。

この木と木の間に断熱材を充填します。

そして防水用にタイベックシートを貼ります。

この作業によって、これまで当然外に面していたモルタルの壁は、室内側の物体となっちゃうんです!

つまり室内の気温に近い内壁の一部と化します。

この外に付け足した壁にサッシを取り付けます。

もちろん樹脂サッシ。

当然Low-E ペアガラス・アルゴンガス入りです。 

家の外壁には、 コンセントや電気メーター、換気扇フードなどたくさんのものが存在しており、外に付け加える断熱工法はけっこう施工が大変なのですが、 室内側をいじらなくて済むというメリットがあります。

断熱改修工事の外壁断熱を、どういう工法でやるべきかは非常に大事なポイントです。

外側に断熱材を付け加えるのか、室内側に付け加えるのか、はたまた壁を剥がして、壁の中に断熱材を入れるのか・・・。

断熱リフォームの場合、長年の経験から私は、 野球のピッチングでもそうですが、迷ったら外にしておいた方がいいと思います(笑)

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