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インスペクション@長野市

2016.11.19|インスペクション
塩原真貴

築25年の店舗併用住宅インスペクション。

晴天に恵まれ、屋根、外壁、床下、屋根裏など家全体をくまなく状態調査ができました^^

まずは屋根上に。

瓦棒葺きと呼ばれるトタン屋根です。

10年程前に、ご自身で再塗装をされたということで、割といい状態です(‘ω’)ノ

トタン屋根は基材が錆びてはなりません。

屋根は当然ですが屋外にさらされ、日夜私たちの暮らしを守ってくれる大事な部分。

最低でも15年毎に再塗装は欠かせません。

前回塗装のあまかったところなどがやや薄くなっています。

これを放置すると基材であるトタンに錆が発生し、やがては穴が開いてゆきます。

パラペットと呼ばれるところです。

コーキングの劣化が見られます。

この下の防水がどうなっているかははっきりわかりませんが、いずれにせよコーキングを打ち直したほうがよいでしょう。

屋根裏に突入しました。

雨漏りがないか? 蜂の巣などがないか? コウモリがいないか?

洞窟に入る探検隊のような心境です。

こんなところがあったのか!? とついてきてくれたのはこのお宅の長男坊や。 梁の上に正座とは、さすがのバランス感覚です(笑) 

さらに奥さん、 お嬢さんまで・・・( ノД`)シクシク…

嬉しいじゃありませんか・・・。

インスペクター冥利に尽きます(笑)

「へぇ~。こんなんなってたんだぁ~」 「ここでも住めそうね」

そんな会話をされていましたが、サウナのような暑さなんですよ。

このままでは・・・

舞台(部隊)はその後床下へ。

う~ん、ムダンネツ・・・・泣

地面は露出、匍匐前進で腹筋がツルという事態にこの後陥ることになりました。  

♪どんなときも~どんなときも~♪

ついてきてくれました^^

蜘蛛の巣がいっぱい、 地面がぼこぼこ、 暗くて狭い、 床下へようこそ。

貴重な体験になったことでしょう。(かや?)

そして気流止めの重要性を説く塩原(笑)

「ここは今どこのしたでしょうか?」

「う~んとぉ~。玄関のあたりかな~?」

などとバスガイドをしつつ、

「ここからね、ここの冷たい空気が入って行ってるから寒いんだよぉ~」

などとレクチャーもしつつ、腹筋が復旧するのを待つ床下のおじさん。

基礎にもクラック発生 2階の床で最大2cmの傾きを計測いたしました。 

最大のひびは1.1mm。ちょっと大きいサイズ。

このままだと中の鉄筋錆びますから、エポキシ樹脂充填などの補修が必要です。

全体的には築年数相応の感じではありますが、耐震性の問題もあり、また間取りの大幅変更もあるリフォームへとロードが続いています。

リフォーム作業をしている様子を含め、ぜひ子供たちに見てもらい、建築士の仕事はどういうものなのか、感じてもらえると、おじさんとしてはとてもうれしいのですが。

2016.11.19Reborn塩原(ポイズン度-1)  

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