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床下から隙間風|д゚)

2017.01.10|断熱職人
塩原真貴

2017年スタート!

改めまして、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。  

約2週間ぶりにスタッフ全員が集まったので、本日は年始のミーティングを行いました。

「選挙の政党マニフェストみたいだね」

「そうだ、約束だからな」 と

いって読み合わせた企業理念。 昨年の事業計画に対する結果、評価。 そして今年一年の事業計画。  

今後の建築業界や社会情勢を鑑みて予測。

様々な課題や、クリアすべきポイントを全員が共有して、いざ! ということでミーティングは終了。

各個人も資格や働き方、時間の使い方など益々の努力目標を持つことができました。  

 

さて話は変わって昨年末のあわわな事件をご報告。

昨年新築したKさんから、 「フローリングと和室の敷居の継ぎ目から隙間風がぴゅー、と噴き出してきている!」 というお叱りのご連絡をいただきました( ;∀;)  

断熱職人を標ぼうとするReborn塩原にとっては由々しき問題。 こみ上げる悔しさと不甲斐なさをぐっとこらえながらK様邸床下へと、いざっ!

工事中の写真です。

和室の床は畳。 畳の厚みは約6cm。 つまり一般部のフローリングとは段差があるわけです。

床材の下には、御多分にもれず、Rebornでも構造用合板12㎜が張られています。

段差が約4cmほどできるのですが、通常は気密シートや気密テープによって連続させ、 隙間が生じないようにしています。  

すぐに床下に潜りました。

ピンク色の大トロのような物体が、床の断熱材である高性能グラスウールです。(140㎜厚)

ただ潜るんでは芸がありませんから、水道管の漏水の有無や、シロアリいないか?、 カビあるか?、換気状態なも随時チェックしながら、床下点検口から最も遠いこの場所へ。 

断熱材をめくり(正確にはカッターでカット)、まずは状況を確認します。

普段使っているフローリングの裏は、実はこんなふうになっているんです。

って、一般の方はなにがどうなってるのか、きっと分かりづらいですよね泣  

接写の様子。

実際は真っ暗に近いので、ちょっとぶれてますが、 分かりますか?

気密シートがべろりとなっていますね。

これが隙間風の原因。 まったく以てだめな納めです怒  

予測していたケース1の事象でしたので、気密テープはすでに手元にあり。

木材にこすりつけるように、丁寧に気密テープをL字型に張ってゆきます。   

全てが仰向けの作業です。

翌日、朝起きて、「あ~、今日はおなかが痛いなぁ。なんか昨日変なもの食べたかや?」 と思いましたが、単に腹筋筋肉痛でした。 

約3m分くらの、床下仰向け人間にとっては、母を訪ねて三千里とも感じる、 非常につらい作業でありました(オオゲサヤナオマエ)。

腹筋もそうですが、本当にやばいのは、首筋です。

あれから2週間ほど経ちましたが、いまだに何だか首筋が痛い。

僧帽筋、というんでしょうか。寝違えた時のような感覚です。

ところでこの時期、床下は寒いのか?暑いのか?

当然寒いと思われるでしょうが、意外と暖かいんですよ。

気温でいったら多分10℃前後。屋外は5℃くらいの外気温でした。

床下の方が外より若干暖かい。ついでに言っておくと、長野市内では、床断熱であっても床下はまず零下になりません。

作業はまだ続きます。

テープが今後剥がれないよう、そして、 フローリングがひのきだったため、ややポワンポワンとした感じがあるとのことで、木材を挿入、固定をしました。

コードレス丸ノコって、こういう時の為にあるんですね。 木材、バッテリー式の丸のこ、直角定規、インパクト、気密テープ、ハンディ照明、鉛筆、ビス、カッター、それらを床下に持ち込み作業を完了。

床下からの隙間風はこれで無くなりました。

隙間風には原因が必ずあります。

断熱性能を高め、気密性も高まると、ちょっとした場所の冷気(隙間風)が非常に目立って感じられます。  

今回、あえて自社の恥ずかしい部分も公表した訳は、 2度とこうしたケアレスミスを起こらないように施工レベルを関わる職人全員が万全にされたいという希望、 他の工務店やハウスメーカーでも、共通して言える気密の弱点を世にさらす、 あとで修復することは、とっても大変なんだぞ!と、理解してほしい、 そんな想いからです。  

「床断熱は気密がどうしても出にくい」

そう言われて久しい訳が、こうしたところにあるのです。

だからといって安直に基礎断熱には走りません!

やっぱり怖い、シロアリとカビ問題。これを限りなくリスクゼロにするには、新築工事中に除湿器を回し続ける、とか 基礎断熱材をグラスウールのようなシロアリが好まない素材を用いる→グラスウールが濡れないよう、家の外周に水が近づかないように暗渠排水を巡らすなどせねば理念に沿わない。

防蟻材練り込み発泡系断熱材への100%信頼性はまだ実証されていないのではないか問題、 はたまたコストアップ、 さらに、実は冷暖房ランニングコストアップ問題。  

世の中の高性能住宅をつくるぜ工務店、ハウスメーカーの多くは基礎断熱工法に流れてゆくのはもちろん知ってもいるし、その方が確実に断熱性能上げやすく気密性が上がるのは知ってます。  

でも・・・・、やっぱり今の私はまだ踏み切れない。  

床断熱工法は、こんなところにご用心。

①1階の床に畳があって段差がない場合、

②床の間、

③玄関、勝手口、

④浴室まわり、

⑤柱の下部や筋交いの下部

・・・いっぱいあるなぁ泣

新年、一発目のブログにしては、とばしすぎたか。 反省。  

2017.1.10 Reborn 塩原 (毒度6)

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