またしても「へぇ~」の話。
白くまさんの体毛の色は何色でしょうか?? シロクマは俗称で、正確にはホッキョクグマ。
答えは白、ではなく、 な、な、なんと、透明゚( ゚Д゚)! びっくりしました。
さらにその透明の毛は細いながらも管状になっていて、いわばペアガラスのように、体温の保温効果を高めているんだとか。
断熱性能の高い白くまダウンジャケット。いつの日か着てみたいものです。
しかも、 体毛が透明であるが故、太陽光を採り入れ、しかも皮膚は黒色だそうで、 太陽光を蓄熱できる性質もあるんだそうで、またまたびっくり!
表皮に蓄えた太陽の熱を、今度はまたシロクマスーパージャケットは逃がすわけありません。
動物(ひと=この場合、たっちゃん(笑))の場合、暗闇のなかでもこうしてサーモカメラで動態が分かるのですが、 白くまさんは、体温を外に逃がさないように超高性能断熱材を身にまとっているため、サーモカメラに反応しないらしく、まさに究極のスナイパー(狙撃手)になり得ます|д゚)
この話をたまたまラジオで耳にしまして、塩原の頭は空想でぐるぐる回り始めました。
もしもそんな、中空管の細い繊維を断熱材の繊維として用いたらすごい性能が出せそうです。
名付けて「しろくま断熱材」。
日本の化学繊維技術をもってすれば製造可能ではないのか?
屋根の勾配なりを活かした、斜め天井の広い空間に。
照明器具の位置がけっこう難しいわけですが、 変化がある天井、やっぱり好きです。
この現場は、何がすごいって、道具や資材がすごく整理整頓されています。
断熱工事(SF)が終了し、天井が張られ、床も仕上がっています。
このあと内壁や階段、和室造作などとつづきますので、大工工事はまだ1か月以上はかかると思います。
住宅をプランニングするツボとして、 1階と2階の床面積のバランスをどうとるか、 というのがあります。
たいていの家は、お客さんの要望を聞いていると、必ずと言っていいほど1階の方が1.5倍くらい大きい。比率にすると6:4くらいなわけです。
このあたりで、この家が何坪くらいになるか、経験的な予測がなされます。
その直後、この家がいくらくらいになるのか計算機を叩きます。
う~ん・・・、となったら、比率を5:5~つまり総二階にできないかを考えます。
住宅を設計している人ならだれでもわかっている理屈、 それが、「総二階が最もコスト的に有利」という事実。
基礎や屋根を共有できますので、総二階はコスト的に有利。
吹抜けで5:5になるように調整して総二階にする、というテクニックもあります。
たとえば浴室と脱衣室をワンセットで2階にもってこれないか。
たとえば客間をあえて2階に持ってゆく手はないか。
たとえば2階をLDKにして1階に寝室や子供部屋に持ってゆく可能性はありえるか。
せめて4.5:5.5くらいにできないか。
そういったことを考えるわけです。
比率は7:3になったならば、あえてそうした”2階送り”は考えないようにします。
昨今、子供室は4畳半が標準になりました。寝室も6畳、でもLDは広めに、そんな要望も増えています。
Kさんの家比率は、6.8:3.2でした。おおむね7:3です。
この場合、潔く、総二階にはあえてしません。
坪単価は高くなる傾向があることを承知していただき、 1階のみ部分(平屋や下屋になるところ)に何部屋ををもってくるか、ということを考えます。
きっぱりとLDK=18畳を平屋に、してみました。
建築士は、いろんな引出しを総動員して、間取りを作ってゆきます。
環境、法規、構造、予算、施工性、日射、通風、動線、眺望、etc.
何枚ものラフスケッチを書き、手を動かすことによって、やがて来るときは来ます。
それは締め切り時間であったり、天から勝手に降りてきたリ。
降りてくる法則性は20年以上もたつ今でも、よくわかりませんが、 「暇なときには絶対に降りてこない」という事だけは分かっています。 なぜでしょうかね。
2017.2.25 Reborn塩原(毒度1)
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