まず最初に目を引くのが道路際にある千本格子をもつデッキテラス。
屋外空間なのですが、深い屋根を持ち、洗濯物を干す目的で計画されました。
ヒバ材で規則正しく、かつ細かめに割り付けられ、外観を引き締めています。
つくるのたいへんだったろうに。
大工さん、お疲れ様でした^^ 抜かりのない手仕事に、みなさんも脱帽してください。
ベランダがないかわりに、布団干しのための木製手すりが窓辺につけられています。
単調になりがちな壁面を、千本格子とこの窓手すりでアクセントに用いています。
外壁は窯業系サイディング。
よこばり木調のクリーム色です。
屋根は一般的なガルバリウム鋼板に雪止めを千鳥配置。
塩原が現場に到着するや否や雨が降り出しました。
天気予報通りとはいえ、モッテルネ、やっぱり(ニガワライ)
ちょっと変わった(?)感じの玄関ポーチ。
木の軒天も珍しいのですが、実は床もタイルではなく、ウッドデッキ。
世の中的には玄関ポーチといえばほとんどがタイルや洗い出し仕上げ。
そこをあえてウッドデッキに。
ログハウスでは100%ウッドデッキポーチになりますが、 一般のこういうつくりの家では珍味といって良いでしょう。
玄関は北西に位置しています。
室内はまだ器具つけをしている真っ最中で資材がごった返しておりました。
無垢板の天井は坂田木材さんでは標準となっており、今回も御多分にもれません。
アクセント壁あり、造作家具あり、手仕事スピリットが散りばめられています。
内壁はLDが珪藻土左官、その他は基本的にクロス仕上げ。
全体的には和モダンスタイルです。
床はまだシートがあり、この写真では全く分かりませんが、ひ〇〇です。(笑)
LDKと和室が1階南側を占めています。
和室は真壁。
テレビ台も造作品。
PSパネルヒーターによる全館暖房で、ドアや引き戸は必要最低限しかありません。
外皮断熱性能を示すUa値は0.48。Q値=1.51です。
年間暖房用灯油消費量は900㍑(QPEX計算書による)
断熱材はセルローズファイバー。窓はYKKAPのAPW330樹脂です。
階段の加工に大工の意気込みが感じられます。
見学会会場に行くつもりの方は、ぜひ階段に着目してください。
2階ホールはこの家を全館冷房するための壁掛けルームエアコンが。
手すり壁を利用した本棚造作品。
向こう側には書斎的な学習コーナーがあります。
ベタで学習コーナーと名付けましたが、なにかいい名称はないものかと常々考えていますが思い浮かびません。
ホールの書斎? 袋小路DESK? フリーコーナー? ココデナニスル?
いい呼び方があったらぜひ教えてほしいものです。
ここには大工さんの苦労の痕跡が感じとれます。
プレジデントDESKと勝手に塩原が命名(笑)。
きっとここで 「まだやるの?」 「おやすみ。」 「おやすみなさい。」 「もう寝なさい。」 などという会話が交わされることでしょう。
将来子供たちが大きくなったら仕切る予定の、今は広い子供部屋。
しばらくはプレイルームとなるでしょう。
天井はパインですが、その張り方に着目してご覧いただきたい。
個人的にはなかなか良いのではないかと感じ入りました。
そしてこの部屋のパネルヒーターの色は、初めて見る色です。
何色というんでしょうか?
今は最弱ですが、ジャイアンツのヘルメットの色、っていうんでしょうか?(笑)
室内延べ床面積33坪。
コンパクトながら、随所に機能的空間が散りばめられており、 愉しい暮らしが待っている予感がします。
関係者のみなさんお疲れ様でした。
建築主のHさんも、ずいぶん待ち焦がれたことでしょう。 ようやく、ついに、完成の時を迎えました。 おめでとうございます!
2017.6.13 Reborn塩原(感激度8.8)
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