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豪雪地におけるガレージ@長野市戸隠

2017.05.25|設計・デザイン
塩原真貴

雪がようやく溶けました!

1か月前はまだ1m近くありました。

4月の中旬。 あれから一か月が経過し、戸隠は水芭蕉が咲き誇っています^^

すがすがしい空気の中、我々おじさんたちは、 「雪に埋もれてもよいガレージ」 をせっせと作っております。

5月半ばに上棟いたしました。

ガレージといえども、ちょっとした小さな家の様相です。

片流れ屋根で、軒の出をほとんどとっていません。

このあたり、積雪2mはゆうに超え、3mほどになります。

幸いにも道路は除雪されるので、とにかく最小限の雪かきで敷地内にパーキングさせ、カッパを着込み、かんじきを履いて50m先の家に辿り着かねばなりません。

「冬は戸隠」といわれるように(イワナイカ・・・)、一面が真っ白の銀世界(イマ、マッシロ、ッテユウタノニ、ギン、トハナニユウテンネン)は心がスカッとします(ソンナヨユウナイカ・・・)。

オーナーさんは名古屋の方で、昨年はせっかく冬に来ても車を停めるところがなく、来ているあいだずっと路上駐車するわけにもいかず、駐車するためのスペースをつくるために、一日中雪かきをする羽目になっていたそうです。

ちょっと雪かきをすれば車を停めることができる。

冬の戸隠で少しでも長く暮らしたい、 それがこのガレージの基本コンセプトです。

(写真は2月の様子~ヨクゾケイトラックデ、ココマデクルユウキガアッタモノダ)

山登りの8号目の山小屋という感じというんでしょうか。。

登頂アタックをするための準備を行うベースキャンプなのであります。

雪の重みで建物がつぶれることは当然避けなければいけませんし、 最も恐ろしいのは、雪どけ時です。

屋根の軒先にもたれかかった雪が凍り、それが解けると、地面方向にものすごい力で軒先を引っ張り、最悪屋根が折れてしまいます><

外壁はしおはらにしては珍しくガルバリウム鋼板がメインで、一部に米杉ざらざら板を貼ります。

建て方後、1週間が経ちました。

豪雪地においては、短い春。

薫風香しく、一年で最もいい季節ですね。

内壁はひのきの合板で、棚やフックがカスタマイズしやすいようにするとともに、 あの合板臭さを避けたかったため。

坂田木材から仕入れましたが、もうこれで在庫終了~、とのことでした。

屋根の垂木をあらわしにして、やはり合板で下地をとり、完全に箱状になっています。

いましたいました、おじさんが(笑)

空間の高いところに作ったロフトへのはしごを作っているところでした。

声が高めの、テヅカ大工さんです。

愛すべきキャラで、とにかく手がはやい!(^_^)/

私が思うに、一般の方々がイメージする大工さんに、最も近いのではないかと思います。

窓は最小限に。 豪雪地は、冬季、窓に雪囲いという板を張り巡らしガラスが割れないようにします。

平日にも拘わらず、戸隠はけっこう人がいました。 皆さん水芭蕉ハイキングとそばが目当てのようです。 意外と若いお嬢様ペアが多いように感じます。 女性が視界に入ると、俄然張り切るおじさんたち(笑) どうかクマに襲われないようにしてください。  

2017.5.25 Reborn塩原(毒度1.2)    

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