
雪がようやく溶けました!
1か月前はまだ1m近くありました。
4月の中旬。 あれから一か月が経過し、戸隠は水芭蕉が咲き誇っています^^
すがすがしい空気の中、我々おじさんたちは、 「雪に埋もれてもよいガレージ」 をせっせと作っております。

5月半ばに上棟いたしました。
ガレージといえども、ちょっとした小さな家の様相です。
片流れ屋根で、軒の出をほとんどとっていません。
このあたり、積雪2mはゆうに超え、3mほどになります。
幸いにも道路は除雪されるので、とにかく最小限の雪かきで敷地内にパーキングさせ、カッパを着込み、かんじきを履いて50m先の家に辿り着かねばなりません。

「冬は戸隠」といわれるように(イワナイカ・・・)、一面が真っ白の銀世界(イマ、マッシロ、ッテユウタノニ、ギン、トハナニユウテンネン)は心がスカッとします(ソンナヨユウナイカ・・・)。
オーナーさんは名古屋の方で、昨年はせっかく冬に来ても車を停めるところがなく、来ているあいだずっと路上駐車するわけにもいかず、駐車するためのスペースをつくるために、一日中雪かきをする羽目になっていたそうです。
ちょっと雪かきをすれば車を停めることができる。
冬の戸隠で少しでも長く暮らしたい、 それがこのガレージの基本コンセプトです。
(写真は2月の様子~ヨクゾケイトラックデ、ココマデクルユウキガアッタモノダ)

山登りの8号目の山小屋という感じというんでしょうか。。
登頂アタックをするための準備を行うベースキャンプなのであります。
雪の重みで建物がつぶれることは当然避けなければいけませんし、 最も恐ろしいのは、雪どけ時です。
屋根の軒先にもたれかかった雪が凍り、それが解けると、地面方向にものすごい力で軒先を引っ張り、最悪屋根が折れてしまいます><

内壁はひのきの合板で、棚やフックがカスタマイズしやすいようにするとともに、 あの合板臭さを避けたかったため。
坂田木材から仕入れましたが、もうこれで在庫終了~、とのことでした。
屋根の垂木をあらわしにして、やはり合板で下地をとり、完全に箱状になっています。