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岐阜県K様邸10年点検

2017.11.28|点検・メンテナンス
塩原真貴

田園にぽつりと建っている岐阜県のポスト&ビーム、K様邸。

築後10年点検に訪れました。

別件でちょくちょく訪問していますが、真剣に点検作業するのは5年ぶりです。

あ。私はいつも真剣です(笑)

全力点検といえば聞こえが良いでしょうか。

Kさんは、私にとっては兄貴のようなお人。

私の中では、 「東海帝王(トーカイテイオー)」って呼んでます、心の中で(笑)

何の?、って、薪王(まきおー)ですがな。

すでに5年分くらいの薪を確保されています( ;∀;)

うっ、うらやましすぎる・・・。

岐阜県にもけっこう薪ストーブがあるようです。

近所にも煙突が何本か立っていました。

この家、家のど真ん中、しかも屋根の頂点に近い位置に煙突が突き出ていますよね。

これが誠によろしい。

2階建てなので、煙突長さは8mほどでしょうか。

煙突の長さは長ければ長いほど燃えやすいって知ってますか?

昨今はほとんど見かけませんが、昔おじさんが小さい頃は、 町のなかに銭湯の煙突が立っていたものだよ。

周囲への煙害を配慮すると、やっぱり煙突は長く、高いトップ位置が理想です。

10年前ですが、すでにディプロマットで屋根を葺いています。

やや黒ずんでいますが、これは煙突のススが付着しているため。

ざらざら感は新築そのものです。また、色あせもほとんど感じません。

ちょっと高所恐怖症の方にとっては危険な写真かもしれません。

こういう▲の形をした屋根のことを「ドーマー」と呼びます。

ログハウスの世界では、最もポピュラーな「ピークドーマー」。

切妻(きりつま)屋根はやはりカッこいいですね^^

東西南北、この家は田んぼに囲まれています。

破風(はふ)と呼ばれる屋根の厚みの部分。

一見すると腐っているのでは?という感じの色ですが、ピンピンしています。

やはり破風はなかなか腐りませんね。

ただし塗装はあっという間に剥げます。

風雨にさらされ、太陽光線に一日中さらされていますからね。

この家では、米杉(レッドシーダー)の粗仕上材を2重張りしてありました。

この迫力がログハウス!

丸太は確か木曽ひのきを使ったような記憶があります。

新築当時はクリア塗装でした。

切り妻屋根の△の方を南北に向けています。

このあたりもログハウスの王道か。

軒の出が深いので、この迫力を出すことができます。

ウッドデッキの手すりもゴン太丸太で迫力ありますね。

新築当時から、「いずれ腐るだろう」と踏んでいて、交換ができるような仕組みになっています。

深い軒の出でさほど傷んではいませんでしたが、変色は避けられません。

一度サンダー掛けをしているのでしょうか。

10年経ってこの色はあり得ません。

風向きによって、あるいは割れの向きによっては、こんな風に腐りつつある箇所もありました。

まあ、構造躯体ではありませんし、いけるところまでいこう、という感じです。

ログハウスでは、このように横方向で使う材の上面の割れが大敵となります。

この上向きの割れ目に雨水が入るとなかなか乾きません。

やがてその水は木を腐らせることになります。

コーキングなどである程度防げるのかもしれませんんが、木の割れ全てをふさぐことは不可能です。

1年前に、カーポートが増設されました。

まるで車の整備工場のような・・・(笑)

いやいや、屋外でBBQやるにはもってこいだ!   

床下にももちろん潜りました^^

 屋根裏にも! 


24時間換気扇も掃除しました。(JBECK社のダッチマン11、という換気扇です=第3種ダクト方式)

新築後、実は今回が初めて!

10年分のホコリです。 10年でたったこれだけ?って思っちゃいました。換気はやっぱり第三種が安全だよな~( `ー´)ノ 

写真を整理していたら、 なんと築後1年点検の時の写真を発見しました。

若いな~、って思ってしまいました。

木の家は経年と共に落ち着いてくるから不思議です。

そして家の風格を決めるのが外構!

みなさんも家ばっかりじゃなくて、これから家を建てる人は、ちゃんと外構にも予算を回してくださいね(^ム^)  

締めにうちの社長がたまに言う決めゼリフを。

「工業製品は、同じものを大量にすぐに作ることができるけど、木はつくることができない、生まれてくるものだ」  

2017.11.28 Reborn塩原(いつかログハウスに住みたい)  

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