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外構のリフォーム

2017.12.21|間取り・設計・デザイン
塩原真貴

最近スマフォに”Sleep Meister(スリープマイスター)”なるアプリを仕込みまして、自分の睡眠を観察しています(-_-)zzz

いったいこのアプリ、どういう仕掛けになっているのでしょうか?

「自分の寝言が聞ける!」

そう信じての導入でしたが、記録されているのはいびきばかり泣

左は、先日ビジネスホテルに宿泊のデータ。

右は自宅です。

あまりの違いに驚愕。

睡眠が非常に大切だと自覚はしていますが、このように目で見える形で示されると、 改めて自分の家の、マイふとん&枕は大事なのだな、と思うわけです。

さて、愛知県の外構リフォームが終了いたしました。

木の家には、やっぱりウッドフェンスでしょ♪

ウエスタンレッドシーダーにACQを加圧注入しています。

コンクリート擁壁(ようへき)の上に、どのようにして柱を立てるか?

そこがポイントです。

れまであれやこれやとやってきましたが、 家の新築時に使われるホールダウン金物と呼ばれる金物がけっこうがっちりと止まります。

コンクリートの一番上に穴を開けておいて、その穴にズコッと柱を差し、 モルタルを充填して固定する方法が一般的なのかもしれませんが、 コンクリートの擁壁が割れやすく、その穴に雨水が入り込みさらに割れる、そして木の柱が腐る、そういった悪循環に陥るわけです。

金物だと錆びるのでは?

そうした懸念も持っていました。

この画像は、金物の種類こそ違いますが、鉄でメッキ方法が同じものです。

ちょうど10年経過したところですが、劣化しているといえるほどの錆は出ていません。

また、こうなっていると、木の柱の取替も容易です。

高さが1.8mもあるとなると風などの影響で倒れやすくなりますから、 金物を両側に2ケ付けたというわけです。

コンクリート擁壁の上面には、太さ16㎜のボルトを打ち込むことになります。

打ち込む、というのは、まずコンクリートドリルでφ20mmくらいの穴をあけ、 その穴に強力な接着剤を入れ、そこにネジ山ギザギザのあるボルトを差し込むのです。

コンクリートの擁壁をつくる際にあらかじめ穴を開けておいたり、ボルトを出しておくことも一般的には行われていますが、 擁壁自体の割れ防止に、また外で遊ぶ子供たちが怪我をしないようにしたいものです。

こうしてみるとレッドシーダーの色ムラは、まことによろしいですね。

しばらくするとグレーに変色し、やがては黒っぽくなってゆきます。

こういうのを最近着色でなんとしかようと頑張っている姿を見かけるのですが、 残念、塗料というのはそうそうもちません。

せいぜい3年がいいところか。

我が家のウッドフェンスもレッドシーダーでつくりました。

約10年前、無塗装です。

木の変色って面白いですよね。別に腐っているわけではないんですよ^^

まあ、これを「みっともない」とか「おぞい」って見る人も多いんだと思いますが・・・。

そういう方はどうぞ、アルミ製のフェンスを。

レッドシーダーは腐りにくい素材でこれまでも多用してきましたが、 これからは、杉にACQを加圧注入したものをメインに使っていこうとおもっています。

私の周りには「お~い、外構やらないと家の佇まいがいつまでもさみしいよ」という人が何人もいらっしゃいます。お金の事情もあろうと思いますが、家の作り手としては、これは大変にさびしいことであります。

外構の計画は冬にやっておかないと、春に施工は難しいです。 そろそろ動き出しましょう。

2017.12.21 Reborn塩原

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