と~っても広いデッキ&パーゴラを増築しました!
ACQ加圧注入材で9畳分拡大。以前あったデッキと合わせて11.5畳デッキとなりました。
さらに柱と梁で立体空間を。
屋根のない不思議な空間です^^
天気が良い日はBBQやりたくなっちゃうこと必然。
タープやよしずで夏は日射遮蔽。どんなふうに使いこなしてくれるのか、愉しみです。
この程度でも、方杖(ほうづえ)・火打ち梁をつけると柱や梁で構成された直方体はぐらぐらすることなくガッチリします。
不思議ですね、軸組工法って。これらは完全に露天下にさらされるので、これまではある程度の寿命しか見込めませんでした。
かといって緑色のACQ加圧注入材では、いくら数か月で茶褐色になるとはいえ毒々しく興冷めです。
レザックACQという透明無色のACQ材が実はあるのです。対して緑色の薬剤は「マイトレック」ACQといいます。
防腐効果はややマイトレックに軍配が上がるそうですが、土中に埋めないようであればまあ、これでもいいだろうとの判断です。
ボルトなど金物にはすべてステンレスを用いました。
一般的には鉄+メッキ品なのですが、ACQ薬剤は鉄を腐食させる性質があるのでステンレス製を原則用いましょう、高価ですがが・・・汗(約10倍します!)
最近は「耐久性」「メンテナンス性」を優先させたい、という施主の声をよく聞くんですが、 屋根しかり、 外壁しかり、 そりゃあ長持ちするほうがいいに決まってます。
しかし現実はコストとのタタカイとなります。
床の骨組み=根太(ねだ)と呼ばれる材料のほうが取替えが難しいので、土台もそうですが、 ぜひこの部分はACQ加圧注入材でデッキをつくりましょう。
ここはけっちってはなりませぬ。デッキをつくりかえた経験がある方は総じてそう感じているはずです。
どうしてもコストが合わない場合は、デッキの面積を縮小するか、10年毎に床板仕上げ材の張り替えを前提として、 床仕上げ材をACQ加圧注入材とせず、という選択肢もアリだと思います。
その場合であっても必ずステンレス製のビスを用います。
露天のデッキやパーゴラは、いくら塗装を頻繁に行っても、加圧注入材でなければ、長持ちしても15年。
レザックACQ加圧注入材は30年以上が約束されています。
2018.11.29 Reborn塩原
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