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栃木県P&B・風格を増した15年

2020.02.15|住まいの点検・メンテナンス
塩原真貴

夜型人間のしおはら。

23:30に帰宅すると高1の娘&妻が梱包中でした。

妻はなぜかプリプリしながらも手際よく手伝っています。

2/13の深夜。 なぜだか分かりますね?

「もー、けっきょくこうなるんだからー」

娘よ、そろそろ自立しなさい。

栃木県OB宅へ——

築後15年経過で、フルメンテナンスのご相談です。

ログハウスは当然ながら、丸太がその表情の源です。

丸太は15年の間に乾燥し、ねじれ、割れ、変色し、ようやく腰を落ち着けました。

屋根・外壁・腰壁の塗装、それに子供部屋の改造や間仕切り設置の相談など。

子供達も大きくなり、収納不足も否めません。

そうはいっても、そう遠くない将来、夫婦二人だけになってしまうのか。

屋根の状態を確認するのに、いつもは2連はしごを使っています。

この日は社用車ハイエースが入院中。

やむなく5m伸縮する棒の先にデジカメを粘着テープでくくりつけ、セルフタイマーで撮影。

個人住宅だったらドローンよりもこっちの方がいいかも。

通常だとあり得ないアングルからの撮影に成功しました。

長い釣り竿を持ち、上空を見上げる中年男の姿は、帰宅途中の小学生の注目を集めていました(笑)

コロニアルとかカラーベストなどと呼ばれる薄板化粧板の屋根。

スレート屋根などとも呼ばれています。

全国に広く普及していますが、劣化や割れが比較的目立ち、台風時など飛散などしてよろしくない、 そんなウワサが飛び交っています。

製品寿命は20年とか25年と言われているこの屋根材。

15年経過した今、果たして再塗装することがベストな選択なのか。

いっそカバー工法によりディプロマットを重ね葺きしたほうがいいのか?

玄関ドア=スウェドア。

ここまでカサカサ状態で放置してはいけません!

木製ドアとはいえ、表面に薄い板を張っているだけなので剥がれてしまいます。

陽当たり良好な場合は、年に一度、オイルで塗装をお願いします!       

室内はこんな感じです。

ぶっ太い柱、梁! カントリーテイスト! 大きな吹抜! 赤いキッチン!

「こういう家で暮らすと、フツーの家では落ち着かない!(奥さま)」

「おじさん誰?(小6の坊ちゃん)」

浮造り調になったカラマツの無垢フローリング。

ハンドル廻りが少し汚れた木製ドア。

だいぶ大きくなった観葉植物。

少しずつ増えていった雑貨や想いでのフォトスタンド。

庭木に佇む野鳥。

こちらが10年前の姿(築後5年)

ログハウスは10年くらい経ってようやく、街並みに馴染むのだと思います。  

自分の家が一番すき。

そう言ってもらえる家づくりをこれからも。  

2020.2.15 Reborn塩原  

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