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花瓶に10円玉

2020.04.07|Q1.0住宅
塩原真貴

長野市三輪・N様邸新築現場。

山小屋づくりのキューワン住宅です。

工事中はこのようにシートで覆われていますので分かりませんが、外壁はすべて板張りです。

足場が外れたらならば、一風変わった外観に皆さん驚くことでしょう。

このあたりは準防火(じゅんぼうか)と呼ばれる防火地域で、外壁に限定的に板を貼った家はありますが、全面はちょっと見当たりません。 

玄関ポーチ。

なにやら怪しい色の板です。

そう、本ブログ読者の方にとってはすでにおなじみの、ACQ加圧注入処理を施してあります。

緑色は銅(Cu)成分が含有されているからで、殺菌効果が非常に高いのです。

10円玉が銅でできていますね。

最初はあのピカピカの色ですが、緑青(ろくしょう)と呼ばれる緑色の錆びが生じ、そのあとは茶色に。

銅が水に溶けた液体を見たことがあるでしょうか。

まるでカリフォルニアの快晴の空のようなブルーです。行ったことありませんが(笑)

ちなみにこの板は杉(すぎ)です。

杉は数ある樹種の中で、最も加圧注入処理が木材内部まで含侵します。

ホームセンターなどでデッキ材用にこのような色がついたものが売っていますが、 ほとんどは松材で、表面だけに塗布したもので、中にまで沁み込んでいません。

ゆえに、カットした切断面やネジ止めした際の穴から木材が腐朽してゆきます。

メンテナンスはどのくらいの頻度が必要かって?

基本的に塗装や再注入のようなメンテナンスはしません。板素材そのものの”張替え”となります。

外壁木材は表面が風雨で風化してゆきます。あるいはステンレスの釘が抜けてきたりもします。

30年ほどはへっちゃらですが、部分的に割れたりねじれたりして文字通り脱落者もでてくるかもしれません(*^。^*) 

家の中ではついに階段がかかりました^^

これまでNさんと数度現場にて打合せをして参りましたが、これでようやく2階も行きやすくなりました。

緩い勾配で上り下りしやすい、良い階段です。

手すりも山小屋風で計画されており、仕上がりが楽しみです。

新型コロナウィルスの影響が収まれば、6/下旬に完成見学会を開催させてもらおうと企んでおりますが、 ウッドワンのキッチンがそれまでに間に合うか?

調理台はガスコンロで、ミーレの食器洗い乾燥機だから、納期遅れが懸念されるのはレンジフードくらいか。

2階は斜め天井を持つ変則的な空間。

高性能グラスウールのマット品による屋根断熱です。

天井高さは低いところで約1m40cm。

高いところで2m30cm程と、低めに設定されています。  

昨年からRebornでは外壁に無垢板を張る家が急増しています。

いったい何が起きたのでしょうか?

そういえば今日ラジオを聴いていたら、 花瓶の中に10円玉を1枚入れておくと、花が元気に長持ちするそうです。

これもおそらく銅の殺菌効果によるものだと思われます。

今のこのご時世、銅がなにかの役に立つのかもしれません。

家の中は今回もしっくいです。

しっくいも殺菌・抗菌作用が期待できます。  

2020.4.7 Reborn塩原  

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