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現実的なパッシブハウスへのアプローチ

2021.04.13|Q1.0住宅
塩原真貴

ゴルフ松山選手、やりましたね!

チョー緊張するだろうから、私には到底想像することもできませんが、

恐らくダフリまくるんでしょう。

それにしても芝生がまばゆいほどに緑のコースです。

あのコンディションを保つのに、いったいどれほどの苦労があるのか?

そんなことをついつい考えてしまうのは、完全に職業病のわたくし。

スポーツ界ではこのところ日本人がかなり活躍しているようで、なんとも頼もしい限りです。

 

 

先週末は軽井沢で地鎮祭に出席して参りました。

とても陽当たりのよい立地で、パッシブハウス的デザインの住宅です。

パッシブハウス認定を得るためには暖房エネルギーを15kW/㎡以下にすることが求められますが、現実にはなかなか難しい。今回のこのお宅でも、換気設備を第一種熱交換型にすれば計算上は達成されるんですが、最終的にオーナーさんは第三種を選定。

第一種換気設備はフィルターの清掃がキモになりますが、今後数十年に渡って継続的に掃除が出来ないだろうとの判断で、とても現実的な選択と言えるかと思います。

このところ私もパッシブな建築を目指して設計する機会が多くなりましたが、検討過程をオーナーさんと共有し、

建築士のエゴにならぬよう、押し付けない「現実的なパッシブハウス」を目指してゆきたいと考えています。

 

最近長野県の東側、つまり東信地区がアツい!

Rebornでも現在御代田町で新築Q1.0住宅を建築中ですが、来年にかけて3棟のキューワン住宅を建築予定です。

東信は晴天率が良く、敷地の条件がよければパッシブハウスが建てられるチャンスエリア。

外皮の断熱性能をUa=0.3前後までもってゆき、南面に大きなガラスを持つ窓を並べると、

かなりパッシブハウスに近づく数字が得られます。

さらに薪ストーブ(メイスンリヒーターもいわずもがな)や太陽集熱など熱の直接利用を導入すると、

実質的なゼロカーボン住宅にグッと近づくことができます。

 

このお宅(御代田町)では、屋根断熱に吹込みグラスウール35K品を30cmの厚さで。

半透明のシートを張って、屋根との間の空間に断熱材をみっちり入れるわけです。

久しぶりに天窓も採用。やっぱ明るいナー(*´▽`*)

南側にはやっぱり大きな窓を4連で並べました。

これまた久しぶりにアンダーセン木製窓です。

輸入で発注から4か月かかりました。

工事中ガラスが割れないことを祈るばかりです。

アンダーセンの窓はペアガラス。トリプルガラスは発売していません。

さてさてどんな空間になるのか。床は土間コンクリートで仕上げます。

 

南側は大きく屋根の軒の出を大きくとりました。

パッシブハウスを目指すのであれば、この軒の出も不利に働くんですが、ここでも「現実的なパッシブハウス思考」が必要になります。

夏の日除け、壁面への雨水のあたりが少なくなる、という生活上のメリットも多分にあるのです。

暖房は薪ストーブですから、ホントはこれでもう「パッシブしてる」と言えるのではないかと思うのです。

 

玄関ドアにすごいのが入りました。

本物のアンティークドアです。

気密も断熱もありませんから、温熱的にはこの先にもう一つ断熱ドアが用意されています。

全貌があきらかになるのは9月。

東信には個性的な家が多い。

4/24,25の安曇野市ゼロエネ住宅見学会も見ものですぞ。

 

 

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