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アイデアはどこから生まれるのか?

2015.04.07

それにしても冷たい雨ですネ(>_<) これできっと桜も週末までもつことでしょうから、ある意味いい雨なんですが・・・。 今年はおかげさまで新築住宅の設計に忙しくさせていただいております。 なかでもこの建物はなかなか血が騒ぎました(*^_^*) 東外観煙突があるってことは、、そうっす! そういうことっすっ!! 素晴らしいロケーションで、久しぶりにログハウス的な魂=ログ男DNA、躍らされました。   南外観まるで平屋のようですが2階建てでございます。 今後お客様と打ち合わせを重ねるうちにどんどん変化してゆきますが、それもまた楽しい作業ですね☆   ところでよく、 「どうやってアイデアを生み出すのか?」という質問をいただくんですが、いったいほかの建築士の方々はどうしてるんでしょうね? 私の場合は、 ①希望する間取りやイメージをお客さんからヒアリング ②現地訪問して、その敷地の特徴をよくよく観察 IMG_0752時にはこうしてカメラを高いところ(2階からの眺めになるよう約5m)くらいから撮影したり、周辺に建っている家をよくよく観察します。   ③方眼紙にゾーニング~玄関位置やリビングダイニングの位置を確定 ④階段の位置の確定~2階の間取りをほぼ割り振る ⑤ラフプラン=最低5案くらい半日くらいかけてがががっっと描く ⑥その後3日くらい寝かす(発酵させる感じ!?) ⑦この3日間はけっこう大事で、ことあるたびに(運転信号待ちの時や、ご飯食べながらetc.)ラフプランをチラチラみるようにしています。 ⑧だいたい踏ん切りがついたら、3Dパースのソフトを使って立体的に間取りを起こします。 ⑨窓の位置や大きさを再確認。修正は頻繁。素材もあれこれ変えてみる。 ⑩もう一度平面プランに戻って修正。 だいたいこんな感じでしょうか。 実際には、ひらめきや独自のアイデアはほとんど無く、これまでにもう何千回となく行ってきたカット&エラーの繰り返しから得た情報を、その条件に当てはめているような感じなんです(^J^) だけど一つとして同じ間取りの家はこれまでにないですね。どちらかというとお客様の思想やイメージを形にしているわけですから。 「塩原っぽい」デザインにはなるけれど、それぞれみなさん要望やイメージが違いますからね。 DSC_0003 南西外観そしてこれは最近、自分自身分かってきたことなのですが、 どうも”〇〇〇〇をした直後”にこのプランニング作業をすると、スムーズによくプランがまとまるようなのです。 まだ確信がないので今回は明言を避けますが、もしそうであるならば、これはものすごい発見です。 今後その法則によってプランニングをしてみようと思いますが、いずれ公開しちゃいますよ~、おおくぼクン!(^_^)/ 塩原 まさき  

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