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木の壁5年・経年変色の様子と匍匐前進にキュン♡

2026.01.17|住まいの点検・メンテナンス
塩原真貴

長野市N邸5年点検。今年一発目のOB宅点検です。

準防火地域に建つ外壁板張りの山小屋。

どこを向いても窯業系サイディングばかりの日本ですので一種独特の雰囲気を放っておりますが、

最近はあちこちで”部分的に”木の板を貼った家も目に付くようになりました。

設計当時、2階が木板・1階はしっくい壁なども検討されましたが、登山一家の家なのでバサッといきました。

「準防火で壁に木板 貼れるの?」

という声もよく聞きますが、付加断熱にグラスウールかロックウールまたはネオマフォームを用いて、内壁に石膏ボードを貼れば認定がとれている仕様があります。

準防火地域ではサッシや玄関ドアなど開口部がモンダイになるわけですが、当時樹脂サッシの網入りペアガラスが断熱性能的には最上位。

近年ではトリプルガラス入りの防火用樹脂サッシはが最近では発売されています。

 

竣工時の写真です。

杉の無垢板にマイトレックACQという防腐液を加圧注入した外壁で、オリーブ色がアンティークな味わいでした。

5年経過後、今回の5年点検時はこんな風に変身!

南面は赤茶色に!(不思議だなぁ)

デッキバルコニー材も同様の材ですが、こちらはなぜかグレーに。

さらに北面は木の素地ともいえるような自然の木の色 ↓

「鎧(よろい)張り」と呼ばれる貼り方で、表面はややざらざらの仕上げが施されています。

さらに東面はこんな感じ!

まだ少しオリーブ色が残ってる感じ。

各面で日光の当たり方が違うからでしょうか。

雨の当たり方も影響しているのも分かります。

念のため言っておくと、この木板は再塗装を必要としません。

もちろん塗装してもらってもよいんですが、塗料は紫外線で数年で分解されてゆきますから、もっとムラが目立つ感じになります。

ちなみに軒天(軒裏)はケイカル板に木っぽい色で着色しています。

軒天は直射日光があたりませんので、塗料の劣化は微少です。

 

ロング伸縮棒を操っていると、子供たちがまとわりついてきました。

長男S君(小5)がなぜかベランダに出現!

彼とは何度か登山をご一緒しましたが、泣きながら、吠えながら、決して立ち止まらない少年です。

4年前の1年点検の写真を引っ張り出してきました。

ずいぶん大きくなったものだ( ^)o(^ )

木板の変身よりも少年少女の変身はすさまじいなぁ。

その後次男や近所の子もまとわりついてくる始末で、5年住宅点検は完全に乗っ取られてしまいました。

 

その後結局床下までご同行いただき(長男のみ)、

自分たちが暮らしている(暮らさせていただいている)家の裏側を覗き見ることができてたいそう有意義だったろうと、勝手に親のような気持ちになった塩原です。

もぞもぞと匍匐前進をするその姿にキュンです。

先日長野市内にもまとまった雪が降りました。

その時の様子を朝と晩で撮影して送ってくれたNさん。(ありがとう)

信州にはこういう家の風情が似つかわしいのではないでしょうか。

Ua値0.33・パネルヒーターによる全館暖房:Q1.0住宅居Level2です。

雪に覆われた家の中は当然暖かいわけでありまして、寒い日なのに外で遊ぶこと・自分の家を眺めるのも苦になりません。

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