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素材感と色で印象がだいぶかわるのだ。

2025.03.01|間取り・設計・デザイン
塩原真貴

わたくしも大人になったということか。

最近”着色”について検討することが増えました。

これまでRebornの家は基本的に真っ白&木の素地の色―というのが定番でしたが、最近の建築主はちょっと変化球を投げるようになってきました。

昔はストレートかカーブかフォークくらいしかなかった野球界も、いまやどんだけ球種あるんだろ。

もっとも、建築の場合は使用する木材の樹種の多様性も影響しているわけだが・・・。

現在佐久市で建築中のK邸は外壁に飫肥すぎ+マイトレックACQ加圧注入材を採用。

屋根ブラック、樹脂サッシフレームもブラックで、最近の素材感を活かした控えめな外観トレンドに沿っている。

アンティークな感じで発色を抑えるのもトレンドではあるが、勇気をもって個性的な色にチャレンジするのもまた一興。こんど3/下旬に完成見学会を行う飯綱町A邸ではアクセントに黄色(マスタード)が使われた。

ややオレンジがかった白に若々しい印象を感じた。

実際施主は二十台なので若くエネルギッシュなのだが、ビビッドカラーは50台のおじさんにはなかなか挑戦できないのです。

 

寝室などはグレージュでドア金具類はブラックとトーンをグンと落としている。

以前RebornのYouTubeで紹介したTEKTという珪藻土を今回初採用したわけなんだけど、現場で色粉を混ぜて練って左官コテで塗るんだけど、これほどムラがでないのは初めて。ちょっとびっくりしました。

節有りのラフな感じのドアもこうなってくるとチョー絶かっこよくなってくるからあら不思議。

コンセントとかスイッチプレートは普通にホワイトでついちゃうだろうから、Aさんにはどうにかして同色系でプレートを吹付塗装してもらいたいんだけどな。やってくれるかな?

え?

施主にそこまでさせてるのかって?

ええ、、、まぁ、自分ちなので。何か?

 

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