お盆休みは実家(松本市)で家族と共に過ごしました。
大学生の長女が帰省し、まぁ、その姿の変わりように父親は一言申し上げたいわけですが、
そこはグッとこらえて「おかえり」とだけ挨拶し、「調子はどうだい?」などと平静を装います。
「まあまあ」
とだけ返事がありました。
あ~、そういえば私もそんな感じだったわ、と30年越しの反省。
そこで「元気だ^^お父さんは? 会いたかったわぁ~」
などと言われたらまた難しい展開が待っているはず。
よいよい。
程よい距離感。
少し遠く感じるディスタンス。
塩原家はそんな感じでございます。
さて、長野市安茂里の新築現場。
北村棟梁が孤軍奮闘でじわじわ歩を進めています。
この暑い夏を「生き血が沸騰しそう」と表現するその一言。
いいですね~、なかなかですねェー。
サッシがついて、断熱業者(信越ビーアイビーさん)に追いまくられつつ、あっちに手を付けこっちに手を付け・・・。
さながら繁盛店の厨房の様相です。
いろんな工事を任されるのが大工という職業。
いまでも住宅建築の要であり、プレイヤーでありマネージャーであり。
設計という職業はほどなくAIに置き換わることは容易に想像できるが、
大工という職業は残るだろうな、きっと。
輪廻転生があるのならば、今度は大工になりたい、
本気でそう思う塩原です。
外部の透湿防水シートも近年発展目覚ましく、ドイツ製のゴワッとしたシート(ウルト・ウートップ)を今回は採用しています。
室内側の防湿気密シートも可変調質型のインテロ。こちらもドイツ製であります。
そういえばブログでレポートしてなかったな。
この家、Rebornでは初めて、外壁の高性能グラスウール断熱材、
マット状の製品を3層に重ねています。
室内側から105㎜、55㎜、105㎜。合計265㎜。
この黒いシートとINTELLO®白いシートの間に265㎜が隠れています。
工法はまず、耐力面材の上に45*54の角材を縦に強力ネジでしっかり留めます。
今回は初回ということで心配なのでシネジック社のパネリードという太いビスを用いましたが、
正直ここまで要らなかった。コーススレッド125㎜ビスでは心もとないが、もう少しコストダウンしたほうが結果的によかったと感じている次第。
この54㎜のくぼみに高性能グラスウール16K品、厚さ55㎜マットを充填して、さらにKMブラケットで105㎜の高性能グラスウール16K品105㎜をふかふか(付加付加)する。
当然ながら柱間にも高性能グラスウール16K品105㎜を充填。
コーナー部分に断面が出てくるので、それを撮影したのがこの写真。
信越ビーアイビーさんのインスタにもRebornの物件がちょくちょく出てるから、
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グラスウールといえど外壁に265㎜あると、熱の出入りはほとんどない。
熱貫流率U値は0.15W/㎡・Kとなる。
外壁1㎡あたり、0.15Wしか熱が逃げない。(内外で温度差が1℃ある場合)
今どきの超高性能トリプルガラスでさえ0.5W/㎡程度なので、その3倍以上の断熱能力がある。
しかもポリカーボネート製のKMブラケットを用いているのでヒートブリッジ(熱橋)が激減。
もちろんネオマフォームとかカネライトフォームなど発泡系ボード状断熱材でやった方が簡単で早いんだと思いますが、そこはポリシーがありますから・・・。
北村棟梁に手間のかかり方を尋ねると、
「まあ、たいへんだね」、と。
「たいへんだけど、まあ、やれるね」、とも。
頼もしいわ~♡
それにしても奇跡だね。
台風直撃で開催が危ぶまれた諏訪湖上花火大会。
帰省した長女が「いきたい・いきたい・いきたい」を連呼していましたが、
今年は台風だから絶対中止になるよ、って説得してたんだけどね。
来年はいくかなぁー。
あ、完成見学会きてねー♪
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