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「なっな、ななふぅ~ん!?」~塩原家の12月電気代=7.7万

2022.12.24|Q1.0住宅|住まいの点検・メンテナンス
塩原真貴

来ました。12月分、中部電力請求書(泣)

ついに来てしまったかという感じ。

¥77,695

1月の予測は10万円を超えています。

もはや異次元。

電気代が家賃並み。

10年前の2012年同月は1.5万円程でしたから5倍以上です。

 

我が家は15年前の2007年に新築しましたが、給湯と温水暖房の熱源に「ウェルエコ」という電気温水器を導入。

安い深夜電力を使って2700㍑もの水を沸き上げ(60~80℃・・・季節によってわき上げ温度を設定する)、その熱を熱交換(熱の移動)して、水道水をお湯に、温水パネルヒーター暖房の不凍液に熱交換するという巨大な機械を運用中です。

原発ありきのシステムで、夜間の余剰電気はkwhあたり8円という安さでしたし、深夜電気利用機器割引というものがありまして、月あたり9000円の割引がありました。

再生可能エネルギー発電促進賦課金というものもありませんでした。

燃料調整費も微々たるもので負担に感じなかった。

長野県内では初めてのQ1.0住宅だったと思われる、G2レベルの断熱性能の30坪ほどの住宅です。

 

 

新築からの数年間は、年間での光熱費が10万円ほどでして、室内は一律20℃で安定・快適このうえなく、

住宅ローンを抱えつつも家計簿的に安定していました。

大きく変わったのは2011年3月の東日本大震災。

以来、全国の原発はストップし、電気単価はじわじわと上昇。

再生可能エネルギー発電促進賦課金も電力使用量に応じて上乗せ、

年々縮小されていった「深夜電力機器割引」も昨年には完全撤廃。

そしてついに今月より中部電力の「燃料調整費の上限額の撤廃」が決行されたのです。

原発事故以降、露天にさらされていたウェルエコ貯湯タンクを断熱材付きの小屋で囲ったり、薪ストーブをあらたに設置するなどしてエネルギーの削減に努めてきたのですが、もはやここまで。

近くこのウェルエコシステムを入れ替えます。(にひゃくまんえんほどかかる泣)

※ウェルエコを販売していたエナ―テック(株)はすでに倒産しています。ゆえに、消耗品の交換品もないので修理もままなりません。

 

塩原自宅の運用がうまくいっていたので、以降当然ながらウェルエコシステムを新築でこれから家を建てようとしていた方々に営業プッシュしていました。

「このシステムは初期費用はかかるが、安価な深夜電力をつかって給湯や温水暖房をまかなうことができ、しかも機器割引がとてもデカい。電力は大量に使うが、10年ほどでペイできるから大丈夫」というキラーワードで、以降10台ほどでしょうか、前職の工務店で設置した実績があります。

年末のOBまわりをしていて、何人かから「塩原さん!電気代やばいんだけど!!」という怒りの声をかけられました。当然ながら数か月前、いや数年前から電気代が爆上がりしていましたが、皆さん我慢のガの字で踏ん張って来ていたのですが、もはや限界を超えてのことです。

諏訪郡富士見町のTさんもその一人。

今週ついにウェルエコとオサラバしました。脱ウェルエコの1番手です。

これがウエルエコ貯湯タンクの正面です。電気ブレーカーがみえますが、なんと39KWという電気容量です。

エアコンが2.8KWとか4.0KWという容量ですから、もうその10倍以上の電気を使うわけです。

 

 

クレーンを使って搬出。空飛ぶウェルエコ。初めて見た。

クレーンを使って搬出。空飛ぶウェルエコ。初めて見た。

代わりとなる機械の選定は、非常に迷うこととなります。

給湯はエコキュート(電気)かガスボイラー、または灯油ボイラー。

暖房はヒートポンプ(電気)か灯油ボイラー。

カーボンニュートラルを目指しているこの時代、化石燃料を用いるのは禁じ手なのかもしれませんが、

直近最も単価が安いのは灯油であることも事実です。

薪ストーブも暖房として導入しているTさんは熟考しました。

Ua値0.45前後で比較的外皮断熱性能は高いのですが、機器の選定を間違えると、将来的にまたドえらいことになるという恐怖心理はよぉく分かります。

Tさんの選択は、給湯もパネルヒーター温水暖房も灯油式のボイラー。

加えて、太陽集熱器LATENTOを併用するというもの。

500㍑の貯湯タンクは太陽集熱器と連結しており、給湯と暖房に太陽熱をミックスさせたシステムです。

Rebornでも新築には過去10棟ほどにこのシステムを導入しており、エネルギー削減効果は実証済みで、冬はほとんどが暖房の方にまわってしまうのですが、非暖房シーズンは給湯エネルギーの大部分を太陽熱だけで賄うことが出来るハズです。

またそんな大掛かりなシステムを設けると大損することになるのでは?

という疑念がつきまとった熟考だったかと思いますが、信州の豊富な日射を利用するのは王道ですし、

初期費用は当然かかりますが、消費するエネルギーの削減は間違いありません。

振り回される料金設定もありませんし、仕組みもいたってシンプル。

スイカを池に沈めておくがごとく、温泉にサルが浸かるかの如く。

我が家は仕送りが必要な大学生と来年受検を控える高校生、それにたっぷり残った住宅ローンの残債があるので、

給湯はLPガスによる給湯ボイラー、温水暖房はヒートポンプにしようと思っています。

 

いくら高性能住宅を建てても、設備機器の選定を間違えば、ランニングコストがひどいことになる、

という事例をひっさげて、1/21-22の完成見学会にのぞみたいと思います。

本日よりこのホームページより予約開始

これからのエネルギー事情を鑑みた、ランニングコストを抑えたシン・Q1.0住宅をご覧になれます。

 

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