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不動産売却の詐欺事例から予防策を学ぶ!

2022.09.14|不動産
笠井美英

「価値が上がると言われ40年前に買った別荘地(山林)が、今じゃ売れなくて困ってます…」という相談を受けました。

不動産業者に売却を依頼したそうですが、売れないのに色々な名目のお金を取られそうになったという話も出てきました。

 

不動産所有者を狙った詐欺も存在するので、気をつけないといけませんね。

そこで今回は、実際にあった詐欺事例や予防策をテーマにします。

●測量詐欺

土地を売り出している所有者に「購入したいお客さんがいる」と言って接近する悪徳業者。

実際にお客はいませんが、信じ込ませたところで「売却前に測量が必要なので、費用を振り込んでください」と持ちかけ、入金したら姿を消す手口です。

一度騙されると個人情報が拡散され、ほかの詐欺グループからも狙われる可能性があるので要注意。

 

●開発許可詐欺

測量詐欺に似たものです。

例えば、相続税の納税に苦労しているような地主に「私のお客で老人ホームを開設したい人がいる。あなたの土地を高く購入してくれます」と言って興味を引きます。

関係性を築いたところで「土地を高く売るには開発許可申請が必要。手続きは全て代行します」とそれらしい言葉を並べ、土地代金を払わないまま所有権を移転したり、第三者に売却して代金を懐に入れます。

 

●小切手詐欺

事例は少ないですが、不動産売却で稀にあるようです。

買主を信用し、小切手・手形による売買代金の支払いに応じて物件を引き渡したものの、不渡り(現金化不可能)のため売主は代金を受け取れず。その間に第三者に転売されていたというような詐欺です。

やはり、不動産売買の決済は現金振り込みか、小切手を採用するにしても「預金小切手」にしましょう。

 

上記のような詐欺に遭わないためには、不動産取引に関する知識を持ち、付き合いの浅い業者らには決して手続きを丸投げしないことです。

~予防策~

①売却を急かしてくる業者や、明らかに相場とかけ離れた高値で売れるという上手い話は信用しない

②よく知らない業者に重要書類は預けない。業者のことをネットなどで調べる

③売却時、代金受け取り・物件の引き渡し・所有権移転手続きは同じ日に行う

④必要な諸費用は事前にはっきりさせ、見積書など書面でもらう

⑤権利証の保管はしっかりと。実印・印鑑カードを一緒にまとめず、別々に保管する

 

以上、参考になれば何よりです。

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