蚊の攻撃をかわしながら、ちょこちょこ空き家にチラシを入れている私。
ちょうど長野県主催「空き家対策セミナー」なるものがあったので、勉強のために受講しました。その内容を少し。
セミナーでは、空き家対策・流通に特に力を入れている中野市の事例が紹介されていました。
中野市は、空き家関連の相談窓口を1つにしているのが特徴。「放置空き家の相談は◯◯部署だけど、空き家バンクは◯◯部署」みたいな壁を無くし、ワンストップ対応できるようにしているんですね。
所有者から空き家の管理・解体・売却などの相談が寄せられると、市はその情報をデータベース化。その上で、ベターな対応や補助金について助言したり、購入希望者とのマッチングの手伝いを行っています。
ユニークなのが、“100均物件”を集めた民間の不動産情報サイト「空き家ゲートウェイ」
とも提携している点。こちらは空き家バンクと異なり「建物の状態が悪くて売却が難しい」といった物件が取り扱い対象です。
掲載物件は「100円」か「100万円」の価格設定。逆に「無料」よりインパクトを感じるから不思議ですね~。
安くても処分を優先したい所有者にとっては活用したいサイトですね。
使われていない空き家が次の利用者にバトンタッチされ、手直しされ、新しい命が吹き込まれるのは良いことです。
ただ、やはりここで重要なのが、所有者も購入者も空き家の劣化具合をしっかり把握した上で取引することでしょう。
売買前に専門家によるインスペクション(既存住宅状況調査)を実施し、リスクの有無や範囲を確認…これ大事です。
「処分できるからいい」「安いからいい」ではなく、今後も安心安全に住み続けられる家なのか、ちゃんと見極めましょう。
インスペ&瑕疵保険の費用について最大10万円の補助が受けられる県の事業もあります。使える制度は活用しましょう。
チラシの内容も工夫しないとな~。
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