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ユニットバスの床下~断熱すべし

2012.06.26|リフォーム|断熱職人
塩原真貴

信州はどうもカラ梅雨模様です。あまり雨が降りません。どうしたのでしょうか?

雨男を自認している私ですが、このところ現場作業日はことごとく晴れています。

体質改善ダイエットを始めたせいでしょうか?

先日10年点検をさせていただいた安曇野市A様邸。床下に潜って点検をしましたが、当時、ユニットバスの床下部分は基礎断熱がなされておらず、今さらなのかもしれませが、「浴槽のお湯が冷めにくい」、「洗い場の床が冷たいのを解消」、「浴室窓枠からの冷輻射を軽減」を提案させていただきました。 

ユニットバス床下の状況です。

ほとんどのお宅がこうした仕組みになっているのではないでしょうか。

束石と呼ぶコンクリートのブロックでかさ上げし、その上にユニットバスのボルト脚を載せています。

ここ床下はあくまで ”外” です。外気が常に採り入れられ出てゆく。

直射日光はあたりませんから、環境的にはトンネルのような感じです。

冬は氷点下までにはなりませんが、3~10℃程度の気温です。

氷点下にまでならないのは地熱が影響している関係です。

まず、基礎の部分をスタイロフォーム断熱材で覆ってゆきます。

ここではダウ化工のスタイロエース3種Bの厚さ50㎜をウレタンボンドを使って貼っていきます。

通常は畳の大きさ程度のものですが、床下点検口から資材をいれなくてはならないので、あらかじめ小さくカットしておきます。

狭い空間での作業なので、かなりキツ~イ仕事になります。

マスクと汚れてもいい服は必需。

根気も必要。閉所恐怖症の人は無理かも。

小柄でスリムな人が◎ですね・・・。(笑)

奥の方は体を”たて”にしないと入れません。

手も自由が効かないので、時間がかかります。

ある程度の隙間は発泡ウレタンで埋めてよしとします。

基礎の部分の後、土間コンクリート床の部分にも隙間なくスタイロフォーム断熱材を敷込ます。

この時点で、この空間が、私自身の熱で暖かい、いや暑くなってきました。

汗が出てきました。 たまにお客さんも点検口から声をかけてくれます。

「お~い、生きてるかぁー?」

このように隙間に発泡ウレタンを充填します。

これである程度気密にもなります。

発泡ガスにLPGを使用しているため、室内の点検口近く(キッチン)のガス漏れ警報器が作動しました。

継ぎ目に気密テープを貼り、三方が囲われました。ここまで約3時間かかっています。

残りの1面はいざという時の点検口にもなれるように考えてあります。

リモコンコードの配線貫通部などにも、発泡ウレタンで気密処理します。

これで完成。約4時間程度かかりました。

お客さんが「これで今年の冬が楽しみだ」とおっしゃっていました。

塩原は汗だくです。

みなさんも冬、あの湯船の底が冷たいのは不快ですよね。

浴槽のお湯が冷めにくいということは当然省エネにつながります。

苦労は這ってでもしろ、ですね。  

「なんかうちのユニットバスって寒いよね~」とお感じの方は、一度勇気をもって床下にもぐり、こんな風になっていないかチェックしてみてください。

状況にもよりますが、今回1坪タイプのユニットバスで¥30.000(材工共)で工事をさせていただきました。

新築の場合は、このようにあらかじめ断熱材で囲っておくようにしましょう。

また浴槽もウレタン断熱材を吹きつけた「断熱仕様タイプ」を選択し、風呂ふたも巻ふたではなく、断熱材が入ったタイプのものにしたいものです。      

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