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北海道基準の家で育ったのだと本人は自覚していない

2017.04.15|その他
塩原真貴

熊本地震から1年。 皆様、あらためて防災意識を高めましょう。

1週間停電になったらどうするか? 10日間、断水になったらどうしようか? 1か月間、避難所生活を強いられたらどうしようか?  

電力を必要としないストーブの準備、 発電機、 ラジオ、 ペットボトル入りの飲用水、 カセットコンロ、 などなど。 万が一を想定すれば、用意しとかなきゃアイテムは無限です。

ご自身のライフスタイルや周辺環境、近親者との距離、建物の構造などと鑑みて、 備えましょう、憂いましょう。  

そして、耐震性に問題がある建物に住んでいる方は、 ぜひとも県で行っている無料診断を受けましょう。  

今年度は耐震改修工事の補助金額が、上限100万円に引き上げられました。

巨大地震が起こると、仮設住宅や避難所など、それだけ行政の負担が重く、 なるべく自宅で生活ができるようにすることが望ましいとの考え方が、より強まっているともいえます。

リボーンでも耐震改修工事を行っています。計画、申請から工事、受給手続きまで一貫してできますので、無料耐震診断後はぜひお声がけくださいね☆彡

話変わって、大学生の話。

実はわたくし塩原の甥っ子が、愛知県の某大学で建築の勉強をしております。

4月に4年生になり、就職先もほぼ決まったらしいのですが、 「まさきおじさんはどんな仕事をしているのか?」 「工務店って、どんな仕事をするのか?」 興味があるらしく、今年年始の正月に実家で会った際、 「春になったら長野に来て、現場を見学しようか」という風に申し合わせておりました。 

若者らしく、 「すげぇ。やばい。」を連発していましたが、 やはり机上で見聞きする建築現場は、学外研修で見学に行くようなゼネコンさんの大規模現場と違い、 職人の息遣いが感じられ、木材の香り、生活感がなんとなく漂い出したリアルさなど、 想像していたものとは異なったケンチクの世界を感じることができたのではないでしょうか。

各現場の大工さんはじめ職人の面々と、ひとつふたつ会話をさせましたが、 家をつくるってことは、ただ箱器を作ることではなく、人対人、チームとして、各分野のプロフェッショナル達が協業して造るものだということを感じてもらえたならば良いのですが。

ちなみに彼の実家は佐久市にあるのですが、 こういう家で、15年ほど前に、当時私が勤めていた会社で新築しました。

今でも十分通用するスペックとなっており、 断熱性能は、高性能グラスウール&シャノン樹脂サッシ使用でQ値1.6、パネルヒーターによる全館暖房、24時間全館換気(第3種)、 いわゆる北海道レベルの高断熱高気密。

今でこそ、多くの工務店が取り組んでいますが、15年前の世間は高断熱高気密というものにまだ懐疑的で、中断熱中気密がいいんだとか、 グラスウール断熱材は家を腐らせるとか、室内側に防湿シートを張るなんて窒息するからトンデモナイやりかた、などと言う人もたくさんいる状況でした。

あのとき6歳だった少年は、いまや21歳となり、いよいよシャカイジンになるのかぁ~。

某ハウスメーカーより内定をいただいているそうだが、住宅の設計や建設に携わるこの業界の先輩として思うのは、 「できるだけ早く、世の中に必要とされる人になりなさい」

建築士としてお客さんの希望をよく聞き、気持ちに寄り添うのは当然として、粘り強く、継続して勉強を続け、考える、まねる、盗む。

とにかく経験を多く積んでもらいたいと思います。

  あぁ~あ、ほんと、めんどくさいおっさんになったな、おれ。

2017.4.15 Reborn 塩原(純度90%) 。

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