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1年点検@長野市鬼無里

2017.10.31|インスペクション|断熱職人
塩原真貴

週末蓼科高原に行きました。 もちろんお仕事です(笑)

今年はつつじの赤が痛いくらいに眩しい。

台風を待つ標高1600mの地へ車を走らせました。

標高1000mを超えると、某P社の主力家電である太陽光発電パネルが使えないって知ってました?

第2候補のT社に問い合わせましたが、特に問題ないとのこと。

ただ、パワコンは-20℃に耐えられないとのことで、室内置きにするとのことでした。 

3週間前にもここを通りましたが、紅葉進行度はまだ2回表といったところでした。 たったの3週間で落葉樹・カラマツはそのピークをあっという間に通り過ぎ、 台風21号の直撃もあってか、 すでに初冬の佇まいに。(上:10/4 下:10/29) 「人間の一生もきっとこの紅葉のようなものなのだろうな」、 と、やや感傷的な気持ちで葉が舞い降りる山道を登ってゆきました。

さて、 長野市鬼無里のMさま邸に、1年点検へ行って参りました^^

ぬいぐるみのように愛くるしいその姿(^ム^)

あ、 これは1年前の完成見学会の時の写真です。 =ぬいぐるみです!

そして1年点検の先週。

ついに本物のキャットウオークをみることができました! 

実は私、人生このかた、猫と暮らしたことがありません。 18歳まで過ごした実家では、 インコ(「きいちゃん」だったかや)、 シマリス(兄のケージの開け方に問題があり自然界へ)、 犬1(雑種・「ロボ」・行方不明に) 犬2(チワワ・「ロン」・看取った)、 パンダウサギ(「パンコ」・厳寒期において冷凍)、 カブトムシ・クワガタ(大量に存在したためか共喰い)、 と、人並みにペットと共に暮らしてきました^^

大学進学後、就職後、結婚後は、とんと飼っていないですねえ。 娘たち「犬、飼いたい!」 妻「やだやだ」 娘たち「犬、飼いたい!!」 妻「誰が散歩するの?」 娘たち「うちらがこうたいこうたいでやっるから!」(ちらっと私の方を視る) 妻「無理無理」 娘たち「おとーやーん!何とか言って!」 私「無理、、、、かな」 実は本心では私も犬かいたんですよう。

ああ、前置きが長くなってしまいました。 鬼無里ですキナサ。

外観は1年前とほとんど印象が変わらないですね。

1階外壁はウエスタンレッドシーダー・ベベルサイディング・無塗装。

2階は西洋しっくい左官。うっすら緑色。

豪雪地にもかかわらず、屋根雪を落雪させないディプロマットを採用。

昨年の冬は一度も屋根から雪がどどっと落ちなかったそうです。

よしよし^^

外壁も板張りで正解だったのではないでしょうか?  

「雪が落ちない」

最初は半信半疑だったんじゃないでしょうか。

雪が落ちないとこのように軒先側にオイルタンクやエアコンの室外機だって持ってこれちゃう。

軒先側はふつうは雪が大量に落ちるので、こうした機器は押しつぶれてしまうので、置くことができなかったんです。

加えて雨樋も問題なく取り付けられます。

エアコンは原則冬季は使わないのですが、雪囲いカバーを。

ACQ加圧注入材でこしらえました。

外観上もグッドですよね。

真冬はこんなイメージですからね、鬼無里は・・・。

こんなに降り積もった状態で、耐震等級3を出してます!

床下に潜入。

半地下のようになっています。

匍匐前進することなく、中腰で立って歩けます。

よく乾燥しており、通風性も問題なし。

基礎断熱すれば、なんだかおもしろいことができそうな予感^^

たとえば、将棋対局室。 たとえば瞑想部屋。 たとえば猫の家。あるいはCAT-RUN!

床下温度は17℃もありました。

歴史的には、北海道発、このような空間がもったいない、ということで基礎断熱が始まりました。

その基礎断熱は今や西国へと普及が進んでいます。

しかしシロアリ被害もそれなりに発生。

喜んでいる人の顔が目に浮かびます(笑) 

小屋裏断熱材。 500㎜程吹き込んであります。

床下とはうって変わって、7℃しかありません。ほぼ外気温同等です。 雨漏りなし、コウモリや蜂などの生息なし。 構造材の大きなねじれ割れなどによる損傷なし!

万が一床下点検中に猫が入ったら大変! ということで、あらかじめ、それとも最初から? 防ネコネットが張られていました。

その脇には温度計・・・。

漬物樽がいくつか置かれていました。

そうだ、野菜・果物ストッカーですな! Mさん、流石です!

Mさんのお仕事はキノコ栽培→出荷。

訪問時にはいつもエノキをごっそりいただきます。

Mさん、いつもありがとうございます。

この間寄ったセブンイレブンで、新発売のエノキおにぎりを発見。 あれは誠に美味ですね^^

そう、温度と湿度の管理には普段から敏感なのです。

室内でモニターできる床下温湿度計。

17℃-74%

初年度はコンクリートはまだ乾ききっていませんので、やや湿度は高めか。

おかげさまで、 湿度が高いと、気温が低くても過ごしやすいのだな、と感ずることができました。

これはけっこう貴重な体験でした。

一年間記録してきた外気温と室温グラフ。

(H26.11.23~H27.10.22の11か月間、「おんどとり」にて) 

黄色外気温(北側) 

最高34℃ 最低-15.7℃ 平均10.4℃

 1/1~3/31の間の平均気温-0.8℃ ( ゚Д゚)

1月:-2.3℃

2月:-2.0℃

3月:1.7℃ 

赤色室内温度(北側窓辺)

最高28.8℃ 最低15.8℃ 平均22.4℃ 

長野市の長野気象台のデータと比較してみるとしよう。(気象庁HPより抜粋)

1~3月の平均気温は1.1℃。その差は約2℃もあるんですね~

なるほど鬼無里は長野市よりかなり寒いところですね。

仙台です。暖かいですね^^    

おまけです。南極昭和基地。

「あら?そんなに寒くないの?」 って思ったら大間違い。

とんでもないところですね。

次の世代には月面基地の気象データなんかが分かるようになるのでしょうか( ◠‿◠ ) 

Mさんから光熱費についてのデータをいただきました。

初年度にしては素晴らしい結果となりました。

ほぼ計算値通りなのではないかと思います^^

暖房:灯油ボイラー(室内置き)による温水パネルラジエーター(PS)

給湯:灯油ボイラー(室内置き)コロナ・エコフィール

冷房:三菱電機ルームエアコン霧ヶ峰 MSZ-AXV281

調理:Pananic IHクッキングヒーター

家電:冷蔵庫1台・冷凍庫1台・食器洗い乾燥機

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