陽射しが春を感じさせます^^ あと1週間で3月に。 長い冬も、あともう少しです!
先週軽井沢にてインスペクションを行いました。
築26年、木造2階建ての別荘です。
”夏用”として建てられており、断熱材はそこそこに。
サッシはアルミのシングルガラスで室内はキンキンに冷えていました。
床表面温度は推定-3℃です。
靴下2重履きで訪問いたしましたが、オーナーさんの勧めで、モコモコスリッパをお借りしました。
玄関先には早速キツツキ君のいたずらが。
住宅寿命のバロメーター、床下へ早速潜入。
この当時にしては珍しく、防湿コンクリートが床下全面に打ってありました。
基礎はぴか一の一級品。クラック皆無でした。
床断熱材は、袋入りグラスウール10K品50㎜厚が、入っていたり入っていなかったり・・・泣
それにしても不思議な現象が。 この真っ白な床束の部分です。
無味無臭のシャーベット。 (食べたわけではないのではっきり分かりませんが)
いったいこれは何でしょうか?
どの箇所にも多かれ少なかれ発生しているのです。
ズバリ、「霜」だと思います。
地中に埋められたコンクリート製の束石。
湿気を多く含んだ地面から水を吸い上げ、床下の空気に触れて、結露。
それが凍っているのではあるまいか。
断熱材が入っていない床は結露でカビが発生。
軽井沢全域がそうだといえると思いますが、とにかく地盤面の水分が多いと感じます。
湿度が高く、無風の日。急に気温が下がると発生するのは、、、 そう「霧」。
霧が凍ると霜となります。
これだけ地面の防湿をしていても、カビるところはカビるのですね。
残されたものから推測するに、「鳥」のようです。
死骸やフンもさほどなく、食べカスや羽根が断熱材の上に散乱。
屋根裏には蛇やハクビシンなんかがいる場合もあると聞きます。
慌てた人間が天井を踏みぬいて落下したり、足で天井を踏みぬいてアラマ状態になったり。
床下同様、小屋裏も”恐怖体験アルカモヨゾーン”=リアルお化け屋敷、なのです。
2階の天井裏には断熱材が中途半端に散乱。
どうしてここまでいい加減にできるのか?
目に見えるところではないから手抜きををする、 そういうことならいっそのこと、何も敷かれていないほうが諦めもつくのにぃ~。
こちらも袋入りグラスウール10K 50㎜厚品。
典型的な、なんとなく断熱状態です。
今年は軽井沢も雪が少ないようで、陽当たりのいいところに残雪はなく、 落葉樹の多いエリアはすっきりと明るい森になっています。
「軽井沢は冬がいい」
軽井沢に住むOBの方がそうつぶやいていたのを憶えています。
追伸~山梨県のMさん、ご出産おめでとうございます^^
2018.2.22 Reborn塩原
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ブログを読んでいただきありがとうございます。
Rebornがつくりだす家→施工事例
動画も多数配信中→YouTube『Rebornチャンネル』
お客様の声→暮らしのことば
不動産サイト→不動産“腐”動産にしない!させない ‼」
Instagram毎日更新中→reborn_house_
適宜更新中です。ぜひ、こちらもご覧になってみてください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~